レトロゲームで遊ぼう!のYouTubeチャンネル登録者が、このたび1000人を超えました。これも日頃ご愛顧いただいている、皆様のおかげです。ということで、1000人突破企画としてぱーっといきたいところなのですが・・・・・・まさかこんなに早く突破するとは、夢にも思わず。そして、たまたま今回用意していたものが、いつもの検証・調査系やレビューなどとは異なり、ちょっとした箸休めネタとなっていました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の企画は「電脳オセロ対決」と題して、コンピューター同士の対決でどちらが強いか実際に試してみたというもの。ピックアップしたのは、家庭用ゲーム機としては古参の2本であるSG-1000用のセガ『オセロ』と、ファミコン用のカワダ『オセロ』です。
カワダ『オセロ』は任天堂ではないので、厳密にはセガとの対決ではありませんが・・・・・・まぁ、ちょっとした代理戦争的な!? ってことで、今回はこちらの2本の勝負をお届けしていきます。
まずは両者のスペックをご紹介していきましょう。セガ『オセロ』は、SG-1000用に1985年に発売されたタイトルです。それ以上の詳細はデータがほとんどないのでわかりませんが、コンピューターとの対決ではレベル1~5までの設定で対戦することができます。
一方のカワダ『オセロ』のほうは、1986年10月13日に発売されたディスクシステム版をひと月後にROM版としてリリースしたタイトルです。こちらはコンピューターの強さは1~4までで設定が可能です。
ちなみにカワダ『オセロ』は、ツクダオリジナルから正式にライセンスを受けて作られているそうですが、セガ『オセロ』のほうもカートリッジにコピーライトが記載されており、こちらもライセンスを受けた商品なのではないかと推測できます。
タイトル | セガ『オセロ』 | カワダ『オセロ』 |
機種 | SG-1000 | ファミコン(ディスクシステム) |
メーカー | セガ | 河田 |
発売日 | 1985年 | 1986年11月 |
CPUの強さ | 5段階 | 4段階 |
ウェイト | 68.8g | 47.7g |
対戦ルールについて
今回の対戦では、オセロの公式大会のルールに則ってはおらず、単純に2本先に買った方が勝ちということにしています。オセロは運要素のないアブストラクトゲーム(抽象戦略ゲーム)と言われていますが、一説には先行の方が有利という話もあります。そこで今回は、発売日が新しいほうがより有利だろうと推測し、セガ『オセロ』のほうを先行にしています。
どちらも先行が強いというパターンがあるかもしれませんが、そうしたことも織り込み済みで実施しています。
また、それぞれCPUの強さは最強にしています。制限時間自体は設けていないものの、ソフト側で設定される場合があり、可能な限り多く時間が取れる方を選択しています。
対局開始! 事前予想は8:2で任天堂側のカワダ『オセロ』が勝利?
実際に人間が操作する場合はCPU側が対戦側になるので、ややこしく手間取ってしまいましたが、なんとか対局を開始することができました。対戦前の事前の予想では、やはり新しいソフトのが強いのではないかということで、8:2で任天堂側のカワダ『オセロ』が勝利すると予想してみました。
一応、フルタイトル側のハンデとしては先行を取っているので、いい感じなのでは無いかと思います。
というわけで、この続きはYouTubeでお送りしますので、気になる方はチェックしてみてください(出た~そのパターン!)。