ドラゴンクエストⅨ まさゆき地図の配り人~発売当時に体験した宝の地図を巡るできごと~

ドラゴンクエストⅨ まさゆき地図の配り人~発売当時に体験した宝の地図を巡るできごと~
『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』を9年ぶりにプレイし始めたということで、その当時(2009年7月)書いていたブログ記事を再現してみました。画像データは残っていなかったため、紙に印刷していたものを一部スキャンしています。
なお、このときのデータはないため、今のところ当サイトでは「まさゆき地図」は配っておりません。
ドラゴンクエストⅨ まさゆき地図の配り人~発売当時に体験した宝の地図を巡るできごと~

ドラクエ9をプレイしているユーザーの間で、噂になっている1枚の宝の地図がある。その発見者の名前から名付けられた俗称が「まさゆき地図」。なんでも地下15階には経験値がたんまりもらえる「メタルキング」だけが出現するという、夢のような地図だ。いったいどんなものなのか、さっそくゲットしにアキバに行ってきました(おしゃむ)。

わりとゆるめの本編があっという間に終わると、そこに待ちかまえていたのはMMORPG並にサディスティックな忍耐力が必要となる世界だった『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』。それを解消してくれるひとつの手段が、すれ違い通信によるマップの交換だ。

良いアイテムの入手や過去のドラクエに出てきた魔王と戦うには、レベル上げやスキルポイントの割り振りが必須! ってわけで、その作業的な要素をちょっとでも解消できそうなこの「まさゆき地図」。やりこんでるユーザーが多いこともあってか、魔王系や若干レベルの高い地図はもらえるものの、噂になっているこの地図にはまだ出会っていませんでした。「バラモスの地図」は、もうお腹いっぱいなんです!(1回も倒してしてないけど)

ドラゴンクエストⅨ まさゆき地図の配り人~発売当時に体験した宝の地図を巡るできごと~

ってわけで……仕事帰りの20時過ぎに秋葉原駅に到着。先週あたりから比べると、電車や駅でのすれ違い率が下がってきてる感はあるものの、さすが秋葉原。どんどん「リッカの宿屋」にお客さんがやってきます。

駅周辺では地図がもらえなかったので、ヨドバシの中に移動。6階のゲーム売り場に行くと、なにやらDSを広げている人だかりが……!? どうやらみんなドラクエのすれ違い通信をやってる模様。20時もまわってるのにかなりの盛況ぶり。いったいなんなんだ、こりゃと思いつつ、これは期待できるかもってことで、すれ違い通信開始! さっくり数回目でお目当ての「まさゆき地図」を入手できました。

ドラゴンクエストⅨ まさゆき地図の配り人~発売当時に体験した宝の地図を巡るできごと~

せっかくなので家に着くなり、さっそく潜ってみることに。ちなみに、今まで宝の地図で潜った最高レベルは61だったので、レベル87のこの地図は厳しいかな~と思いつつ、どきどきしながらの攻略です。

んが、地下1階~8階ぐらいまでは、拍子抜けするぐらいゆるめの敵が出現。しかし、地下12階あたりから1撃がかなり痛い敵ばかりになり、本当に地下15階までたどり着けるのか不安になってきました。

なんとか敵をやりすごし、ようやく地下15階に到着! 噂通り、そこは「メタルキング」だけが出現する世界でした。どんどん逃げられてもすぐ再戦できるのは素晴らしいですね~。でも、たまに付いてくるお供が強くて、ちょっと苦戦することも!? ようやく1匹倒したところ、3万ポイント近い経験値をゲットできました。

ドラゴンクエストⅨ まさゆき地図の配り人~発売当時に体験した宝の地図を巡るできごと~

と、せっかくここまで来たので、ついでにさらに地下にも行ってみることに。

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すると、すぐ1階下にボスキャラがお出まし。まー、ここで殴ってみて全滅ってのもネタ的には面白いだろうと戦闘を始めたところ、あれこれやりつつ勝利してしまいました。

ドラゴンクエストⅨ まさゆき地図の配り人~発売当時に体験した宝の地図を巡るできごと~

ありゃ、これで私も「まさゆき地図」の配り人に仲間入り!?

今も日本中に広まっているという、この「まさゆき地図」。もう、みなさんは手に入れましたか? リアルな世界を移動してこうしたアイテムを入手できるというのも、今回のドラクエの特徴ですね!!

補足として、当初ヨドバシAkibaに設置されていたすれ違い通信スペース「リッカの宿屋」は、ゲームコーナーのある6階に設置されていました。しかし、すぐに手狭になったため、電気街側の建物外側にその後移されています。ここは、2018年7月現在でも様々なゲームのやりとりに利用されているようです。

text.レトロゲームライター 高島おしゃむ

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。