俺的最強のレトロゲーム環境をつくる:ドリームキャスト編ということで、記事としては2本目となりますが、今回が前編で次回が後編の2回でひとまずいったん完結となる予定です。・・・・・・ということで、今回のテーマちょっと前に手に入れていたドリームキャストのリプレイスケースへの交換です。
入手したアイテムは、Muramasaというサイトで販売されている『Dreamcast Replacement Case – Crystal Black』です。普通のクリスタルケースにも惹かれたのですが、この後予定している企画との流れもありこちらのカラーを選択しています。
ちなみにエンブレムのカラーも選べましたが、今回はオーソドックスなオレンジを選びました。



今回こちらのケースに変更するのは、以前『GDEMU』を導入したVA1基板の機種です。『GDEMU』もこの後取り替える予定なので外してしまってもいいのですが、とりあえずは起動確認のために残しておくことにしました。
まずは本体をバラしていきます。ネジはなくさないように、ケースなどで種類ごとに分けて管理しておくといいでしょう。1度でも本体をバラしたことがある人ならば、ほとんど迷うところもなくパーツを外していけると思います。実際にやってみると、思ってたほど大変ではなかったなという印象でした。


今回はケース交換以外にも、いくつかのパーツ変更も行っています。そのうちのひとつが、内蔵電池の電池フォルダー化です。以前行ったのは初期型のVA0基板の機種でしたが、微妙に構造が異なっているもののやること自体はほとんど同じです。
購入したのはこちら。
電池は充電可能な『ML2032』で、名前が似ている『CR2032』ではないので気を付けましょう。



また、もうひとつのリプレイスユニットとして用意したのが、『DreamPSU』と呼ばれる電源ユニットです。ドリームキャストは電源を内蔵していますが、こちらはACアダプターで外部電源化するものです。正直今回初めての交換になるので、果たして上手くいくのか不安でしたが結果的には思ったほど難しいものではありませんでした。
12Vの電源を、外部のACアダプター化することのメリットとしては、過熱によるリセットなど様々な問題を抑えることにあります。また、製造からかなりの年月が経っており、劣化したPSUが引き起こす問題も回避することができます。
英語ですが写真付きで書かれたマニュアルが付属しているので、無改造のドリームキャストをこちらに置き換える場合でも、あまり迷うことなく交換を行えると思います。


ひとまず完成。いくつかネジがあまりましたが、あまり細かいことは気にしないようにしましょう!
ということで、早速動作確認をしようと『ドリームキャスト専用 HDMIコンバーター リンクケーブル』を繋いで確かめてみたのですが、なぜか何もうつらずに焦ったものの、コンポジットケーブルで接続すると問題なくゲームもプレイすることができました。
その後、『Sega Dreamcast PACKAPUNCH RGB 480p SCART cable』に接続してチェックしたところ、こちらも問題なく映像も出力することができました。
今回の作業をやってみて感じたことは、まずリプレイス用のケースですが、こちらは思った以上によくできた製品でした。立て付けの悪さやネジを締めるときの不具合なども一切無く、オリジナルのケースをそのまま変更することができます。外部ACアダプター化も『GDEMU』などをメインに使用している場合は、検討してもいいかもしれません。
