Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について

Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について

こんにちわ。当サイトを運営しているライター・編集者の高島おしゃむです。5月1日にツイッターでアイルトン・セナに関する投稿が流れてきました。もう事故で亡くなって26年が経ってしまうんですね。そのセナが亡くなった数日後のゴールデンウィーク開けから、筆者が働き始めたのがPCホビー雑誌の『ログイン』編集部でした。つまり、こちらも今から26年も前の話ということになります。

その当時は、トーシンビルという初台にあるビルに編集部があり、ファミ通やアイコン、ログインなど、いわゆるおバカ系雑紙が集まった第2統括編集部がひとつのフロアに並んで配置されていました。その後、同じ年の1994年10月に光山ビルに移った後は、各編集部はバラバラになりましたが、それまでの間(1994年6月~9月頃)のできごとというのが、本記事の主題です。

アスキーに入る前、キヤノンのショールームで見かけたMacintoshに心を引かれ、アスキー入社後すぐにローンを組んでLC575というマシンを購入しました。これがいたく気に入り、編集部の机の上にも1台欲しいなと思って買ったのが、Perfoma275というこま犬型の筐体をしたマシンです。

Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について
▲画像はColor Classicですが、Perfoma275の見た目はほぼ同じ。

せいぜい連絡先を登録していたぐらいで仕事に使っていたというわけではなかったのですが、このマシンに入れていたのがパズルゲームの『まきがめ』という作品でした。

Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について
▲Macintosh用のフリーウェア『まきがめ』。

『まきがめ(さめがめ)』ってどんなゲーム?

ゲームの基本的なルールは、縦または横に隣接した同じ種類の駒を選択して消していき、すべて消すか取れる駒がなくなったらゲームオーバーというシンプルな内容のパズルゲームになっています。駒を取ると、その分上の駒が下に落ちてきます。また、列ごと消した場合は左側にスライドしていきます。1度に多くの駒を取る方が得点が高くなっています。

この駒を取った後の動きを予測しながら、いかに効率よく取っていくことができるか考えるのが楽しいのが本作の魅力です。

ちなみに『まきがめ』は、作者のKEN Takahashi氏がプログラムの勉強をしながら作った作品だそうで、その元となったのは1985年11月にもりすけ氏がFM-8/7用に月刊ASCIIで発表した『ChainShot!』という作品がオリジナルです。

その後、響人氏がUNIX向けに『SAME GAME(さめがめ)』を作成。それをきっかけに、PC-9801版やこの『まきがめ』などのフォロワー作品が誕生していきました。『まきがめ』は現在でもx68K~G4あたりまで動くものがVectorで配信されており、今回の記事作成にあたりそちらをダウンロードしています。

また、MAC OS Xに対応したバージョンも、同じくVectorで配信中です。

Vector:まきがめ
Vector:まきがめ for MacOS X

編集部内で『まきがめ』が大ヒット!? そしてハドソンのお偉いさんがやってきた

この編集部に置いていたPerfoma275と『まきがめ』ですが、気が付けば編集部内の誰かが勝手にプレイしていつの間にか得点争いが行われているような状況になっていました。そんなある日、現在ではKADOKAWAのお偉いさんなっている某氏が、自分のデスクに当時のハドソンのお偉いさん(だった記憶が)を連れてやってきました。

どういう経緯でそうなったのかはわかりませんが、Perfoma275で動いている『まきがめ』をそのハドソンのお偉いさんに見せて、「これですよ」と話していた記憶があります。その時は、特に何か変わった出来事があったということは思わなかったのですが・・・・・・。

しかしその後、1996年3月1日にスーパーファミコン向けにハドソンから『鮫亀』というゲームが発売されるという記事を見かけたときに思ったのが、

あれ? これってもしかして!?

まぁ、『まきがめ』が何かのきっかけになったのか、あるいはたまたま最初からハドソンがスーファミ向けに『鮫亀』の開発をしようとしていたときに編集部内で流行っていたので見せに来たのかなんなのかはわからないものの、ちょっとだけ個人的に気になる出来事だったというのを、今回のセナの話題をきっかけに思い出したというワケです。

せっかくなのでこれを機会に『鮫亀』を買ってみた

上記の通りスーファミで『鮫亀』が発売されること自体は知っていたものの、すでに『まきがめ』や『さめがめ』といったパズルゲームに対する興味が失われており、購入することも遊ぶこともありませんでした。そのため、実際にはどんなゲームになっていたのか知らなかったため、今回の記事を作るにあたり購入してみることに。

んで届いたのがこちらです。アマゾンで状態がいいものを選んだつもりでしたが、箱はややつぶれ色あせてしまっています。これだから「良い」だのお店の自己評価は信用なりませんね!

Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について

パッケージに「衛星放送対応」と書かれており、カセットの形も見慣れないものだったので、最初は間違って購入したかと思いましたが、問題なくスーパーファミコンで遊ぶことができます。カセット上部には取り外し可能な「キャラカセット」がセットされており、こちらをサテラビューに付属するメモリーカセットに差し替えることで新しいキャラクターや問題などが保存できるようになっていたようです。

Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について
Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について

用意されているゲームモードは3種類

本作で用意されているゲームモードは、「さめがめ」「うらがめ」「つめがめ」の3種類です。「さめがめ」は、通常の「さめがめ」と同様のパズルゲームです。「うらがめ」は、最大ふたりのプレイヤーで対戦出来るモードとなっています。「つめがめ」は、いわゆる詰め将棋的な問題を解いていくモードとなっています。

Mac用フリーウェア『まきがめ』とハドソンから発売されたSFC版『鮫亀』の個人的に気になる関係について

何はともあれ、普通の「さめがめ」に挑戦してみることに。3つの難易度から選べるのですが、普通は何度やってもクリアすることができず。あれ? さめがめってこんなに難しいゲームだったっけ? と思いつつ、とりあえず簡単にクリア出来そうな最低難易度に変更してみました。

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だがしかし!

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全然クリアできね~!! 駒の数も減ってるのにもかかわらず、なかなかやり応えがあります。この、簡単には解けないところが、「さめがめ」系ゲームの面白いところかもしれません。ちなみに、問題が出題されたあと、セレクトボタンを押すことで盤面を変更することができます。ポチポチ押していると、駒がずらりと並んでいるものが出たりするので、ここぞというものが出てからチャレンジするというのもありでしょう。

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▲想像絶するほど出すのに苦労したクリア画面。

パズルゲームは時代を問わず楽しめるゲーム性を持っているので、今後もこうした良作が受け継がれていって欲しいですね!


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