今日は取材前に、秋葉原のQLQL cadeで一日限定で復活した「インベーダーハウス」の様子をチラ見してきました。「インベーダーハウス」といっても、あまりピンと来ない人も多いかもしれませんね。『スペースインベーダー』が大ブームとなった40年前、まだゲームセンターというものは存在していなかった時代。その『スペースインベーダー』だけを遊ぶための施設が、日本のあちらこちらで登場しました。その後、それらはゲームセンターへと変貌していくことになるのですが、いわばそのはしりというわけです。
ちなみに筆者はその当時、小学5年生でした。親の都合で石川県から東京に上京してきたばかりの大井町に「インベーダーハウス」があり、そこで遊んだ記憶があります。その大井町には2ヵ月しかいなかったのですが、かなりピンポイントで体験したことになりますね。
さて、今回の「インベーダーハウス」では、『スペースインベーダー』の生みの親である西角友宏氏やサウンド担当の亀井道行氏のトークショーなども行われていたようですが、残念ながらそちらの模様は見ることができませんでした。しかし、店内には多くの人たちがおり、熱心に『スペースインベーダー』を楽しんでいたようです。
機会があれば、またこうした取り組みをやって欲しいですね!
text.レトロゲームライター 高島おしゃむ
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