2026年7月28日に発売が予定されている、ModRetroのFPGAベースNINTENDO64互換機『M64』。発売を目前に控えた本機について、製品版に搭載される機能や発売後のソフトウェアロードマップが、関係者よりRedditで公開されました。
●Launch Update & Software Roadmap
https://www.reddit.com/r/ModRetro/comments/1v5ji65/launch_update_software_roadmap/
今回の発表では、最初から本体に組み込まれている機能を「Out of Box」、本体の初回セットアップ時に配信されるアップデートを「Day 0 Update」として紹介しています。
製品版ではEverDriveやSummercartにも対応
『M64』本体には、Wi-Fi、USBメモリー、SDカードを利用した3種類のアップデート方法が用意されています。
映像関連では、Scanlines、CRT、Clean、Customといったビデオプロファイルに加えて、BloomやDeblurなどのフィルターを搭載。接続したディスプレイに合わせて、4K、1440p、1080p、720pから最適な解像度を自動的に選ぶ機能も利用できます。
コントローラーは、専用のM64 Proコントローラーに加えて、NINTENDO64の純正コントローラー、8BitDo 64、Hyperkin Captain+などに対応。EverDriveやSummercartといったフラッシュカートも、製品版の時点で利用できるとのことです。
M64 Proコントローラーについては、USB経由のファームウェアアップデート、有線接続時の振動機能、ジョイスティックのキャリブレーションに対応。Bluetooth接続ではWindows、Linux、macOS、Androidをサポートします。
初回アップデートで最大67%のオーバークロックに対応
本体を初めて起動したときに配信される「Day 0 Update」では、グラフィック処理の負荷が高いゲームで発生するフレームレート関連の問題が改善されます。
また、『スターフォックス64』や海外版『Jeopardy!』のマルチプレイに関する問題を修正するほか、『EverDrive X5』のセーブ機能にも対応します。
なかでも注目したいのが、実験的な機能として追加されるオーバークロック設定です。設定は以下の5段階から選ぶことができます。
・Off:ブーストなし
・Super:16パーセント
・Ultra:33パーセント
・Extreme:50パーセント
・Insane:67パーセント
最大の「Insane」では67パーセントのブーストが行われますが、ゲームによって最適な設定は異なると思われるため、実際の動作を確認しながら切り替えていくことになりそうです。
M64 Proコントローラー側では、ホットキーを使ったジョイスティック感度の変更に対応。振動機能を使用しない場合のバッテリー駆動時間も、200時間以上に改善される予定です。
セーブステートやChromatic連携も追加予定

発売後のソフトウェアロードマップには、セーブステートやゲーム内通知といった機能が含まれています。
さらに後半のフェーズでは、同社のゲームボーイ/ゲームボーイカラー互換機『Chromatic』との連携機能も追加される予定です。
『Chromatic』の映像を『M64』経由でテレビに出力できるようになるほか、『Chromatic』をTransfer Pakとして利用し、『ポケモンスタジアム』シリーズなどとゲームボーイソフトを連携させる機能も計画されています。

M64 Proコントローラーについては、『M64』本体からコントローラーをアップデートする機能や、コントローラパックを本体内部で再現する機能などが追加される予定です。
ただし、それぞれのフェーズが配信される具体的な日付や時期については、現時点では明らかにされていません。各アップデートの配信時には、変更内容をまとめた完全な更新履歴が公開されるとのことです。
また、『M64』のFPGAコアを含むオープンソース関連のデータについても、一般向けドキュメントの準備が整い次第、順次公開される予定となっています。
via.Reddit















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