製品名が間違っているというご指摘があったので修正しておきました(2025.7.7)
ZX Spectrumを発売したシンクレア・リサーチの創業者・サー・クライブ・シンクレア氏の甥であるグラント・シンクレアが、新たな携帯ゲーム機『GamerCard』を発表しました。こちらはコンビニなどで売られているプリペイドカードのようなサイズ感のマシンとなっています。
『GamerCard』の厚さは6.5mm。重量は100g。正方形の4インチIPSディスプレイを搭載しており。254PPIの解像度60FPSのリフレッシュレートで映像を表示することができます。スクリーンのすぐ下にはシリコンで覆われた4つのスナップドームボタンを備えた、ふたつの丸いコントロールパッドが設置されています。
マシンの中には、Raspberry Pi Zero 2Wクアッドコアチップを搭載。RetroPie、Recalbox、Lakkaといったエミュレーターとも互換性があため、PlayStation辺りまでのゲームは動かすことができます。また、本体にもインディーゲームの『Bloo Kid 2』と『AstroBlaze DX』があらかじめインストールされています。

内部のストレージ容量は128GBで、エミュレーターやROMを入れるほか、MicroPython、C、C++、BASICなどもサポートしており、独自のプログラムを動かすことも可能。価格は通常の中華エミュ機よりも少し高めの£125(約2万5000円)と設定されています。
●『GamerCard』の販売ページ
https://www.grantsinclair.com/gamercard

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