NINTNDO64といえば、純正ではS端子までの画質でしか出力することができませんが、ネット上ではRGB化やHDMI化を行う改造の情報が溢れています。しかしながら、あまり技術的に難しく、なかなか素人が手に出しにくいのもたしかですよね。筆者もそのうちのひとりですが、ヤフオク!でRGB化されていたNINTNDO64が出品されていたので、入手してみました。ちなみに値段は5000円ほどから出回っているようです。


▲見た目は純正とほぼ変わらず。銀紙で包まれている部分が改造箇所?
さて、このRGB出力の改造が行われたNINTNDO64ですが、出力としてはコンポジットとS端子にも対応しています。ちなみに今回は自作のRGBケーブルも付属していました。このケーブルですが、任天堂の純正出力コネクタとRGB21ピンコネクタ(オス)、シールドケーブル
を使って作られているようです。電解コンデンサ(6.3V 220μF)×3と抵抗(75Ω)×1が組み込まれており、純正と同等品に仕上げられているのだとか。

肝心の映像ですが・・・・・・たしかに綺麗にはなっている気がしなくもないですが、大幅な画質アップとまではいかないようですね。安価なS端子でも十分かもしれません。
RGB出力



S端子出力



コンポジット出力



text.レトロゲームライター 高島おしゃむ