ATARIの名作アーケード『Star Wars』『Empire Strikes Back』『Return of the Jedi』が遊べるGCソフト『スター・ウォーズ ローグ・スコードロンIII』【ゲームの中で遊べる移植ゲーム】

ATARIの名作アーケード『Star Wars』『Empire Strikes Back』『Return of the Jedi』が遊べるGCソフト『スター・ウォーズ ローグ・スコードロンIII』【ゲームの中で遊べる移植ゲーム】

そういえばあのアーケードゲームってコンシューマーに移植されてたっけ? とふと思い立ち、探してみることってありますよね。今回たまたまそれを思い立ったのが、ATARIから1983年にリリースされたアーケードゲーム『Star Wars』でした。

当時、錦糸町のゲームセンター(楽天地ではなく丸井やJRAがあるほうの、道路を挟んで線路寄りのほう)で、この『Star Wars』をはじめ、様々なATARI系ゲームを遊んでいた記憶があります。ベクタースキャンで描かれたワイヤーフレームのグラフィックは、時代を超越した魅力を現代にも伝えてくれます。

・・・・・・ということで見つけたのが、単体やATARIのゲームパッケージのようなソフトではなく、なんとゲームキューブ向けに発売されたゲーム『スター・ウォーズ ローグ・スコードロンIII』のゲーム内で遊べるものでした。そこで、早速本作を入手してみることに。

ATARIの名作アーケード『Star Wars』『Empire Strikes Back』『Return of the Jedi』が遊べるGCソフト『スター・ウォーズ ローグ・スコードロンIII』【ゲームの中で遊べる移植ゲーム】

本作は、NINTENDO64やPCで発売された『スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊(スター・ウォーズ ローグ スクワドロン3D)』の続編に当たるもので、ⅡとⅢがそれぞれゲームキューブ向けに発売されています。実はこのゲームを入手するときに、間違えてⅡのほうを買ってしまったのですが、まぁ、そちらはいずれご紹介するかもしれません(笑)。

ということで、本編そっちのけでまずこのゲームに入っているアーケードゲームのアンロックをすることに。本編自体はまったくプレイしていないため、どういう経緯でアンロックが行われるのかわからないのですが、あらかじめネットで入手したコードを入力してみることにしました。

ちなみに本作では、『Star Wars(スター・ウォーズ)』『Empire Strikes Back(帝国の逆襲)』『Return of the Jedi(ジェダイの帰還)』の3本のアーケードゲームをアンロックしてプレイすることができます。

ATARIの名作アーケード『Star Wars』『Empire Strikes Back』『Return of the Jedi』が遊べるGCソフト『スター・ウォーズ ローグ・スコードロンIII』【ゲームの中で遊べる移植ゲーム】

まずはタイトルから「オプション」を選択。「パスワード」を選んでパスワードを入力してアンロックをしていきましょう。

アンロック『Return of the Jedi』 !?ATH!RD / GAME?YES
アンロック『Empire Strikes Back』 !H!F?HXS / KOOLSTUF
アンロック『Star Wars』 RTJPFC!G / TIMEWARP

上記がアンロックのパスワードですが、ふたつあるうち好きな方を入れるのではなく、それぞれを順番に入力した後、「パスワード入力」を選択します。

ATARIの名作アーケード『Star Wars』『Empire Strikes Back』『Return of the Jedi』が遊べるGCソフト『スター・ウォーズ ローグ・スコードロンIII』【ゲームの中で遊べる移植ゲーム】

ゲームを遊ぶときは、同じく「オプション」の中から「ボーナス」を選び「アーケード」から各ゲームにアクセスすることができます。これらのメニューや各ゲームは、アンロックしていくごとにアクセスできるようになるといったイメージですね。

ATARIの名作アーケード『Star Wars』『Empire Strikes Back』『Return of the Jedi』が遊べるGCソフト『スター・ウォーズ ローグ・スコードロンIII』【ゲームの中で遊べる移植ゲーム】
▲ダース・ベイダーを操り、プレイしたい筐体の前に移動して選択しましょう。

ATARI Star Wars

1983年にATARIよりリリースされたアーケードゲーム。映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』がベースになっており、プレイヤーはルーク・スカイウォーカーになり、デススターを破壊するというのがゲームの目的となっています。

基本的なグラフィックはベクタースキャンで描かれたワイヤーフレームですが、それがなんともSFチックな魅力を醸し出しており、独特の雰囲気が魅力的な作品に仕上がっています。

ATARI Star Wars: The Empire Strikes Back

1985年に発売された、アーケードゲーム。こちらは映画の2作目である『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の世界が描かれています。前作同様、ワイヤーフレームのグラフィックになっていますが、 AT-ATなどおなじみの敵メカなども登場し、雰囲気はかなりいい印象です。こちらも前作同様、映画からサンプリングされた音声をゲーム中に聞くことができるというのも、特徴のひとつとなっています。

ATARI Star Wars: Return of the Jedi

今回初めて見たのが、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』をベースに作られた、1984年リリースのアーケードゲーム『Star Wars: Return of the Jedi』です。クォータービュー視点のゲームになっており、3種類の異なる車両を操りながらゲームをプレイしていきます。しかし、スピードが速く過ぎてすぐにクラッシュしてしまうなど、これがなかなかの難易度。最終的にはスターデストロイヤーとの戦闘が待ち構えていますが、はたしてそこまでたどり着けることができるのでしょか!?

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。