当初、上記の記事のなかにMIL-CDの紹介記事を盛り込んでいたのですが、あまりにも蛇足感が強くなってしまったため、別記事にわけることにしました(笑)。
そもそもMIL-CDってなに?
そもそも、MIL-CDってなに? と疑問に思っている人もいることでしょう。これは「見るCD」という言葉から名付けられた規格で、音楽CDに動画などのコンテンツを盛り込んだ、いわゆるCD-EXTRAと同等のものです。
ちょっと話しが横道にそれますが、当時の音楽CDには、様々なこうしたおまけコンテンツがつけらられているものが多数ありました。これといったフォーマットがなかったためか、ソフトや会社やアーティストごとに様々なものになっていたような記憶があります。また、PCでリッピングされないようにコピーガード的なものも含まれたりして、それが原因で元の音楽の質が落ちてしまうという本末転倒な状況から、徐々に姿を消していったような・・・・・・(うろ覚え)。
ちなみに当時、筆者はdricas.comというドリームキャスト専門サイトでこの「MIL-CD」のページを作っていたことがありました。最近その頃作ったHTMLファイルを発見したので見てみると・・・・・・。
![『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/MIL-CD対応とVA1基板の『ドリームキャスト』本体の見分け方_01.jpg?resize=578%2C725&ssl=1)
まぁ、ちょっと微妙な紹介文ですが、こんな感じだったようです。このページに合わせて、チェキッ娘とdpsのインタビューも実施していました。
![『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/MIL-CD対応とVA1基板の『ドリームキャスト』本体の見分け方_03.jpg?resize=573%2C784&ssl=1)
ちなみに、MIL-CD対応のソフトは以下の感じです。
「北へ。」 WHITE ILLUMINATION PURE SONGS and PICTURES
●ゲームサウンドトラック ●3200円 ●メディアファクトリー
ゲームの感動をふたたび味わえるサウンドトラック。『北へ。』、『夏の思い出』全11曲を収録しているほか、『北へ。』のストロークアニメーションも見られる。
![](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/41WlPYexIKL._AC_.jpg?resize=300%2C300&ssl=1)
ナイン・チェアーズ
●スナッパーズ ●2300円 ●セーニャ・アンド・カンパニー
インディーズバンド、スナッパーズのアルバム。全11曲、『BRIGHT』と『CHAIR』の2曲のムービーを収録。
![](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/61RjJSY6jnL._AC_SL1379_.jpg?resize=300%2C298&ssl=1)
HEARTBREAK DIARY
●dps/ディープス ●1200円 ●パイオニアLDC
MIL CDのイメージソングでもある『HEARTBREAK DIARY』を含めた全2曲を収録。タイトル曲のプロモーションビデオを、1曲まるごと収録。
![](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/41W0TNGCEHL._AC_.jpg?resize=300%2C291&ssl=1)
チェキッ娘の見るCD
●チェキッ娘 ●1200円 ●ポニーキャニオン
『抱きしめて』、『はじまり』など全4曲を収録したミニアルバム。ドリームキャストでは『チェキッ娘カルトクイズ』が楽しめる。
![](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/419MMKB7F6L._AC_.jpg?resize=300%2C297&ssl=1)
その他の対応タイトル
『HANG THE DJ MIL CD』/アーティスト名:ミミ・サマーズ
『スペースチャンネル5 mexican flyer』
『「秘密」オリジナルサウンドトラック』
『D2オリジナルサウンドトラック』
当時持ってたけどどっかいったので『チェキッ娘の見るCD』を買い直してみた
買い直してみたというか、たぶんもらったのだと思いますが、当時持っていたチェキッ娘のMIL-CD対応ソフトの『チェキッ娘の見るCD』を中古で入手してみました。そういえば、もしかしたらこのソフト、再生したことなかったかも・・・・・・!? いや、多分当時は1度ぐらいは再生したんじゃないかな。覚えてないけど!
![『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた_01.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
日焼けで色飛びした帯に「ドリームキャストで映像も見れて」というら抜き言葉にびびりながらも、中身をチェックしてみることに。この 『チェキッ娘の見るCD』 では、「チェキッ娘 カルト クイズ」というゲームが楽しめるようになっています。
まぁ、正直誰ひとりメンバーを覚えてないというか、多分元から知らなかったため、さらにそのカルトクイズということで、難易度はこれ以上ないという高さ。
![『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた_02.jpg?resize=728%2C414&ssl=1)
![『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた_03.jpg?resize=728%2C718&ssl=1)
要はCDのトラックを使ったゲームブック的な?
ということで、早速再生してみることに。オープニングでゲームの紹介があった後、各メンバーから全部で19問のクイズが出題されます。え? そんなにあるの!? とびびったものの、とりあえず進めてみることに。なんとこのクイズ、2択の問題なのですが答えを選ぶような仕組みはなく、自分であってると思う方の答えのトラックを選んで自力で移動するという、かな~りアナログな作り。いわゆる、ゲームブック的なものをトラックを使って再現したって感じですね。
![『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/2020031315585576.mp4_000056475.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
![『ドリームキャスト』のMIL-CDってなに? 久々にチェキッ娘の『チェキッ娘の見るCD』を買ってみた](https://i0.wp.com/retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2020/03/2020031315585576.mp4_000108541.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
そのため、クイズに正解しようがしまいが、トラックを先送りしていけば全問正解したときのご褒美映像が見られるようになっています。このご褒美映像は、チェキッ娘たちの水着を収録したもの(ジャケット撮影時の?)でした。
LボタンとRボタンで、トラックの先送りと巻き戻しが行えるのですが、操作性は全般的に今ひとつ。ファンならかなり楽しめそうですが、ファンじゃないとなかなか厳しいものがありますね(笑)。