1996年に登場した格闘ゲーム『Mortal Kombat Trilogy(モータルコンバット トリロジー)』を、HDグラフィックで再構築する非公式ファンプロジェクト「MK Trilogy HD」のパブリックベータ版が公開されました。
本作はinterloko氏が手がけているファンメイド作品で、往年の実写取り込みによるキャラクターを高精細なグラフィックで再現しているのが特徴です。現在はWindows向けの「Public Beta 1」が無料で配布されており、誰でもダウンロードできるようになっています。
●MK Trilogy HD(itch.io・配布ページ)
https://interloko.itch.io/mk-trilogy-hd
実写取り込みの独特な雰囲気はそのままにHD化!
『モータルコンバット』シリーズといえば、実際の俳優を撮影してゲーム内のキャラクターとして取り込んだ、独特のグラフィックが大きな特徴です。ドット絵で描かれた一般的な格闘ゲームとは異なり、まるで実写の人間が戦っているかのようなビジュアルは、当時のプレイヤーに強烈な印象を与えました。
1996年に発売された『Mortal Kombat Trilogy』は、シリーズ初期3作品のキャラクターやステージなどを集約したタイトルです。PlayStationやNINTENDO64など、さまざまなプラットフォーム向けに発売されました。
今回公開された「MK Trilogy HD」は、そうしたオリジナル作品の特徴を残しながら、現代のディスプレイでも楽しめるHDグラフィックへの進化を目指したプロジェクトです。
キャラクターのグラフィックを高精細に作り直すほか、アニメーションの洗練や視覚効果の改善なども掲げられています。単に昔のゲームを高解像度で表示するのではなく、オリジナルの雰囲気やゲームプレイを維持しながら、ビジュアルを現代的に生まれ変わらせようとしているところがポイントです。
なお、開発にあたってはAIを利用したグラフィック制作支援が行われていることも明らかにされています。
Windows向けのベータ版が公開中!
2026年10月10日には、ゲーム配信サイト「itch.io」で本作の配布ページが公開されました。
現在ダウンロードできるのは、Windows向けの「MK Trilogy HD Public Beta 1」で、ZIPファイルの容量は約885MBです。
ただし、本作はまだ開発途中の段階にあり、完成版ではありません。現時点では、収録されているキャラクターやゲームモードの詳細、動作の安定性など、確認できていない部分もあります。
また、本作はWarner Bros. GamesやNetherRealm Studiosが関与した公式リマスター作品ではなく、あくまでもファンによって制作された非公式プロジェクトです。今後の開発状況によっては、仕様や配布内容が変更される可能性もあります。
それでも、かつての実写取り込み格闘ゲームがHDグラフィックでどのようによみがえるのか、気になっていたファンにとっては興味深い作品といえそうです。















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