Anbernic RG DS Plusのゲーム中メニューが一新。ROCKNIXDS 1.5.13 Betaでタッチ操作や画像付きセーブに対応

Anbernic RG DS Plusのゲーム中メニューが一新。ROCKNIXDS 1.5.13 Betaでタッチ操作や画像付きセーブに対応

Anbernic RG DS向けのカスタム環境「ROCKNIXDS」の新たなBeta版「ROCKNIXDS 1.5.13 beta 1 for the RG DS Plus」が、2026年10月5日に公開されました。

今回のアップデートはRG DS Plus向けに提供されるもので、ゲーム中に呼び出せるメニューが大きく刷新されています。これまでのDraStic標準メニューに代わり、ROCKNIXDSのテーマに合わせた新しい「ROCKNIXDS Pixel」スタイルのメニューが利用できるようになりました。

●ROCKNIXDS 1.5.13 beta 1 for the RG DS Plus
https://github.com/JorreFog/ROCKNIXDS/releases/tag/v1.5.13-plus-beta.1

ゲーム中のメニューがタッチ操作に対応

新しいゲーム内メニューは、ゲームをプレイしている最中にL3、またはモードキーを押すことで呼び出せます。

従来のDraSticメニューとは異なり、大きなタイルを並べた見やすいデザインを採用。十字キーや左スティックに加えて、RG DS Plusの下画面を直接タッチして操作することも可能になっています。

メニューを開いている間はゲームだけではなく、サウンドやゲーム内の時計も停止します。そのため、プレイを中断した状態で落ち着いてセーブや各種設定を行える仕組みです。

セーブスロットは画像付きで8個用意

新メニューでは、セーブとロード機能も大幅に見やすくなっています。

セーブスロットは8個用意され、それぞれにセーブしたときのゲーム画面と日時が表示されます。どの場面で保存したデータなのかを視覚的に確認できるため、複数のセーブデータを使い分けているときにも便利そうです。

既存のDraSticメニューで作成したセーブデータも引き続き利用でき、ROCKNIXDS側のスロット1~8がDraSticのスロット0~7に対応します。また、既存のセーブへ上書きするときには確認画面も表示されます。

さらにロード時には「Undo last load」機能も利用できます。セーブデータをロードする前の状態が一時的に保持されるため、間違ったスロットをロードしてしまった場合でも、直前の状態へ戻せるようになっています。

RetroAchievementsやマイクの状態も確認可能

RG DS Plusの2画面構成を活かした表示も特徴です。

ゲーム中メニューを開くと、上画面にはゲーム画面のほか、現在のプレイ時間や最後に行ったセーブ、最近解除したRetroAchievementsなどが表示されます。解除した実績についてはバッジや進捗バーも確認できます。

クイック設定からは音量や上下画面の明るさをその場で変更できるほか、マイク設定にもアクセスできます。

マイク画面には入力レベルを確認できるライブメーターが用意されており、本体のマイクに息を吹きかけるとバーが上昇します。設定された基準を超えると、ゲーム側では息を吹きかけた操作として認識される仕組みです。

また、Aボタンを押すことで約3秒間の「blow」入力をゲームへ送る機能も用意されています。ニンテンドーDSにはマイクへ息を吹きかける操作を利用するタイトルもあるため、実際のマイク入力がうまく利用できない場合の補助手段として使えます。

ただし開発者によると、この「blow」機能についてはDraSticまで入力が届くことは確認されているものの、実際のゲーム内の息吹きかけ場面での検証はまだ行われていません。

ゲーム終了時にはResume用の状態を保存

メニューからゲームを終了するときには確認画面が表示され、Resume機能を有効にしている場合は現在の状態を保存してから終了します。

このほか、新メニューから従来のDraSticメニューを呼び出すことも可能です。チートやコントローラー設定、ファームウェア関連など、より細かな設定については従来のメニューを利用する形になっています。

今回のBetaはRG DS Plus限定

注意したいのは、今回公開された「v1.5.13-plus-beta.1」がRG DS Plus向けのBeta版であることです。

GitHubでは「Pre-release」として公開されており、RG DS PlusでROCKNIXDS 1.5以降を使用している場合は、アップデートチャンネルをBetaに切り替えることで導入できます。

一方、非PlusモデルのRG DS向けには今回のBeta版は提供されておらず、現時点では通常版の「ROCKNIXDS 1.5.12」が案内されています。RG DS PlusについてもStableチャンネルを利用している場合、このBeta版が自動的に提供されるわけではありません。

当サイトでは10月1日に、「ROCKNIXDS 1.5 beta 1」で追加された3種類の性能プロファイルやSuperDrasticの強化について紹介しました。

前回が性能や消費電力のチューニングを中心としたアップデートだったのに対して、今回はゲーム中に直接触れるユーザーインターフェースが大きく変化しています。

実機のニンテンドーDSに近い2画面構成を持つRG DS Plusだけに、下画面をタッチしてセーブや設定を操作できる新メニューは、ROCKNIXDSの特徴がより分かりやすく感じられるアップデートといえそうです。

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