PS VitaをPSP風XMBに変える「VitaXMB」1.3.1公開。PSP用テーマや本体内アップデートにも対応

PS VitaをPSP風XMBに変える「VitaXMB」1.3.1公開。PSP用テーマや本体内アップデートにも対応

PS Vitaのホーム画面を、PSPでおなじみのXMB風インターフェースに変えられるネイティブランチャー「VitaXMB」が公開されました。10月5日の公開後も短期間でアップデートが続けられており、現在はv1.3.1までリリースされています。

VitaXMBは、単にPSP風の見た目を再現するテーマではありません。PS VitaにインストールされているゲームやHomebrewを一覧表示し、そのまま起動できるランチャーとして作られています。

●VitaXMB(GitHub)
https://github.com/dekiller82/VitaXMB

●VitaXMB v1.3.1
https://github.com/dekiller82/VitaXMB/releases/tag/v1.3.1

PSPのXMBをPS Vita上で再現

VitaXMBでは、「設定」「フォト」「ミュージック」「ビデオ」「ゲーム」「ネットワーク」というPSP風の6カテゴリーを横方向に配置。アイコンのサイズや間隔、光り方、影、月ごとに変化する背景色などもPSPを意識したデザインになっています。

「ゲーム」では、PS VitaにインストールされているゲームやHomebrewを表示可能です。ゲームを選択するとLiveAreaのアートワークが背景に表示され、△ボタンから起動や情報表示などの操作も行えます。

また、ゲームやHomebrewをフォルダー分けする機能も搭載されているため、多数のタイトルをインストールしている環境でも整理しやすくなっています。使用しない「フォト」「ミュージック」「ビデオ」「ネットワーク」カテゴリーを非表示にすることも可能です。

音楽機能としてはMP3プレーヤーも搭載されています。PSP風の再生画面が用意されているほか、実際の音声に連動したスペクトラム表示なども実装されています。

v1.3でPSPらしさがさらにアップ

v1.3では、PSPのファームウェアで使われている波形モデルを利用した背景が追加されました。VitaXMBの起動時には、ロゴやリボン、発光表現を使ったPSP風の起動イントロも表示されます。

さらに、「設定」に「Network Update」が追加され、GitHub上に新しいバージョンが公開されているかをVitaXMB上から確認できるようになりました。更新内容を確認したうえで、そのままアップデートする仕組みも用意されています。

ただし、アップデートのインストールにはVitaShellのモジュールが必要です。利用できない場合でもVPKファイル自体はダウンロードされ、VitaShellから手動でインストールできます。

PSP用カスタムテーマにもBeta対応

注目したいのが、PSP向けカスタムテーマへの対応です。

現在はBeta機能ながら、.ctfや.ptf形式のPSP用テーマを読み込み、「設定」→「Theme Settings」から適用できます。壁紙やカラー、アイコン、フォント、サウンド、波形、起動イントロなど、テーマに含まれるさまざまな要素をVitaXMB上で再現します。

ただし、PSP用テーマにはPSP本体のモジュールへパッチを当てる仕組みを含むものもあり、それらをPS Vita上でそのまま実行することはできません。そのため、テーマによっては実機PSPと表示が異なったり、一部の要素が正しく再現されなかったりする場合があります。

v1.3.1では文字やスクロールをPSP風に調整

最新版のv1.3.1では、新機能の追加よりもPSPらしい表示や操作感の再現に重点を置いた調整が行われています。

文字の影がより柔らかな表現に変更されたほか、設定画面やゲーム、音楽、ビデオなどのリスト間隔についても、スクリーンショットを参考にした数値ではなくPSP側のUIエンジン由来の値を利用するよう変更されています。

また、起動アニメーション終了直後にメニュー表示が一瞬引っかかる問題も改善されました。必要な文字データを起動アニメーション中に準備しておくことで、XMB表示までをより滑らかにしています。

なお、VitaXMBからゲームを起動した場合でも、PS Vita標準のLiveAreaによる起動トランジションは表示されます。これはPS Vitaのシステム側で描画されるため、通常のランチャーから省略することはできません。

また、カスタムテーマ機能や追加ストレージへの対応、一部のアートワーク復号機能などはBetaまたは実験的な機能です。とくにアートワーク復号機能については開発者のテスト環境で本体がフリーズしたことがあるため、デフォルトでは無効になっています。

VitaXMBの導入には、HENkaku/Ensoなどを利用したHomebrew実行環境と「Enable Unsafe Homebrew」の有効化が必要です。VPKファイルはGitHubのリリースページから入手できます。

PS Vitaといえば独特のLiveAreaも大きな特徴ですが、「やっぱりPSPのXMBが好きだった」という人にとっては、かなり気になるHomebrewになりそうです。

via.Reddit

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