Android上でPCゲームをローカル実行できる「GameNative」の新バージョン「v1.2.1-prerelease」が、2026年9月6日に公開されました。今回のアップデートでは、古いGOGゲームを起動したときにCDを要求される問題への対策をはじめ、外部ストレージからのゲーム起動改善やジャイロ操作への対応などが行われています。
GameNativeは、SteamやEpic Games、GOGなどで所有しているPCゲームをAndroid端末上で動かすためのアプリです。PCから映像を転送するストリーミング方式ではなく、Android端末側でゲームを実行するのが特徴です。
●GameNative v1.2.1-prerelease公式配布ページ
https://github.com/utkarshdalal/GameNative/releases/tag/v1.2.1-prerelease
古いGOGゲームでCDを要求される問題を改善
今回のアップデートで、とくにレトロPCゲームファンに関係が深いのが、GOGの旧形式タイトルへの対応改善です。
開発者のutkarshdalal氏によると、『Interstate 76』など一部の古いゲームでは、GameNativeからインストールした際に必要なレジストリ情報が不足し、起動時にCDを要求されるケースがありました。今回、このインストール処理が修正されています。
GameNative自体は以前からGOGに対応しており、今回初めてGOGゲームが遊べるようになったわけではありません。古いタイトル特有のインストール処理に対応したことで、これまで正常に起動できなかったゲームが利用できる可能性があります。
この修正は8月29日にPull Request #1863としてマージされ、9月6日に公開された「v1.2.1-prerelease」のAPKに反映されています。
外部ストレージからの起動を改善。ジャイロ操作も追加
外部ストレージ関連では、v1.2.0で導入された高速読み込み機能によって、一部ゲームが正常に起動できなくなっていた問題への対策が行われました。「v1.2.1-prerelease」では、高速読み込みをユーザーが切り替えられる方式に変更されています。
操作面では、設定可能なジャイロ照準と、端末を傾けてステアリング操作を行う機能が追加されました。対応するAndroid端末では、ゲーム機本体を動かして照準を調整するといった操作が利用できます。
このほか、FPS制限時の性能低下や、P2として認識されたコントローラーがP1になれない問題も修正。Steamライブラリには「Curated 4:3」フィルターも追加されています。
プレリリース版のAPKをGitHubで配布中
「GameNative v1.2.1-prerelease」は、GitHubの公式リリースページで公開中です。通常のAndroid端末向け「gamenative-v1.2.1-prerelease.apk」に加えて、Quest向けの「gamenative-v1.2.1-prerelease-legacy-xr.apk」も用意されています。
なお、今回のバージョンは正式安定版ではなくプレリリース版です。また、ゲームごとの動作状況やAndroid端末との相性については個別に異なる可能性があります。















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