噴出していたと思われていた、1996年に作られたNESエミュレーターの『LandyNES』が、@textfiles’ DiscMasterのウェブサイトで発見されました。1990年代あたりは、まだまだPCのディスク容量は貴重でコピーはこれまで保存されていませんでした。また、『NESticle 』のようにより優れたエミュレーターが登場したときに、こうしたアプリは削除されてしまうことが多かったのです。
エミュレーター自体は、当時ウェブサイトで公開されておらず、FTPサーバに保存されていました。こうしたFTPサーバのファイルは、通常アーカイブ化されていません。唯一GeocitiesのHTTPミラーがありましたが、Wayback Machineによって発見される前に姿を消しました。
●GeocitiesのHTTPミラー
http://oldies.malban.de/firstpage/EMU2.HTM
『LandyNES』は、1996 年に Alex Krasivsky (Landyというユーザー名で知られる) によって開発された、MS-DOS オペレーティングシステム用の最も初期のNintendo Entertainment Systemエミュレーターのひとつでした。エミュレーション(特にオーディオ)に多くの欠陥があります。『LandyNES』は、ROMで「.nes」形式を標準化した最も人気のあるエミュレーターのひとつである『iNES』の基礎となったことで際立っています。
●Lost Media Wikiより
https://www.lostmediawiki.com/LandyNES_(found_early_NES_emulator_software;_1996)
今回発見された『LandyNES』のダウンロードリンクは、この記事を書いている時点では何も表示されないページになっています。
via.Reddit