MiSTer FPGAにUPLアーケード5作品をまとめた新FPGAコア公開!『忍者くん 阿修羅ノ章』『オメガファイター』など16セット対応

MiSTer FPGAにUPLアーケード5作品をまとめた新FPGAコア公開!『忍者くん 阿修羅ノ章』『オメガファイター』など16セット対応

MiSTer-develのGitHubで、UPLのアーケード基板をFPGAで再現する新たなMiSTer向けコア「Arcade-UPLFramebuffer_MiSTer」が公開されました。リポジトリが作成されたのは日本時間2026年9月2日3時20分ごろで、『Ninja-Kid II(忍者くん 阿修羅ノ章)』『Mutant Night』『Ark Area』『Atomic Robo-Kid』『Omega Fighter』の5作品、合計16セットに対応しています。

今回のコアを開発しているのはRodimusFVC氏です。ひとつの作品専用ではなく、UPLが1987~1989年に展開していたスプライト・フレームバッファ方式のアーケードハードウェアをひとつのFPGAコアとしてまとめているところが大きな特徴となっています。

●Arcade-UPLFramebuffer_MiSTer
https://github.com/MiSTer-devel/Arcade-UPLFramebuffer_MiSTer

●MiSTer Distribution
https://github.com/MiSTer-devel/Distribution_MiSTer

UPLのアーケード5作品、計16セットに対応

READMEに記載されている対応作品は、『Ninja-Kid II』『Mutant Night』『Ark Area』『Atomic Robo-Kid』『Omega Fighter』の5タイトルです。日本では『Ninja-Kid II』が『忍者くん 阿修羅ノ章』として知られているほか、『アトミックロボキッド』や『オメガファイター』などもUPLを代表するアーケード作品のひとつです。

対応数は作品数より多い合計16セットとなっており、各タイトルの異なるROMセットをMRAから扱える構成になっています。単純にUPL作品を5本集めたものではなく、共通するアーケードハードウェアをひとつのFPGA実装としてまとめ、その上で複数作品を動作させるタイプのコアというわけです。

対応作品
Ninja-Kid II(忍者くん 阿修羅ノ章)
Mutant Night
Ark Area
Atomic Robo-Kid(アトミックロボキッド)
Omega Fighter(オメガファイター)

スプライトのフレームバッファや3層背景などをFPGAで実装

プロジェクトでは、UPLの「sprite-framebuffer arcade hardware」をMiSTer FPGA向けに実装しています。READMEに掲載されている機能には、アーケード基板に合わせたCPUタイミングのほか、オーバードロー用ステンシルを備えたスプライト・フレームバッファなどが挙げられています。

さらに3層のスクロール背景や、MC8123を採用したサウンドCPUの復号処理にも対応。MiSTer向けのMRAファイルも用意されており、必要になるROMファイルとチェックサムについてもMRA側で定義されています。

とくに今回のコア名にもなっているフレームバッファは、この世代のUPL基板を特徴付ける要素のひとつです。個別のゲームごとに別々のコアを用意するのではなく、共通するハードウェア構成をベースに複数タイトルをまとめて扱える形になっています。

RBFとMRAを配置して利用。ROMデータは含まれず

導入方法については、RBFファイルをMiSTerの/_Arcade/coresフォルダー、MRAファイルを/_Arcadeフォルダーへ配置するよう案内されています。ゲームに必要なROM ZIPについては、利用者側で用意したものを/games/mameへ配置する仕組みです。

リポジトリそのものにゲームのROMデータは含まれていません。MRAには必要なROMファイルとチェックサムが定義され、ZIPファイル名についてはMAMEプロジェクトで使われている命名規則に合わせる形になっています。

また、MiSTer Distribution側でも「arcade-uplframebuffer」というタグが確認できます。ただし、各ユーザーのUpdateやDownloader環境にどのタイミングで反映されるかについては環境によって異なる可能性があるため、利用する場合は自身のMiSTer側でも確認しておいたほうがよさそうです。

今回公開された「Arcade-UPLFramebuffer_MiSTer」は、『忍者くん 阿修羅ノ章』から『オメガファイター』まで、1980年代後半のUPL作品5本を同じアーキテクチャで扱うコアです。対応セット数も16と多く、MiSTerで遊べるUPL系アーケード作品が一気に広がる新コアとなっています。

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