レトロゲーム向け4:3液晶『Traveller ULW10』がKickstarter準備中! RGBs/VGA/HDMI対応で背面にゲーム機も収納

レトロゲーム向け4:3液晶『Traveller ULW10』がKickstarter準備中! RGBs/VGA/HDMI対応で背面にゲーム機も収納

レトロゲーム関連製品を手掛けるUnicoが開発中の4:3液晶モニター「Traveller ULW10」が、Kickstarterでのクラウドファンディング開始に向けて準備を進めています。製品自体は2026年8月3日の段階で公式に紹介されていましたが、9月2日時点ではKickstarterの事前公開ページに加え、Unico公式サイトでFounder Reservationも受け付けられており、いよいよ製品化に向けた動きが本格化してきました。

●Traveller ULW10のKickstarterページ
https://www.kickstarter.com/projects/unicousa/travellerulw10-a-modern-take-on-the-retro-4-3-pvm-monitor

「Traveller ULW10」は、昔のCRTテレビやPVMを思わせるボックス型のデザインに、現代の液晶パネルを組み合わせたレトロゲーム向けモニターです。現在主流の16:9ディスプレイではなく、最初から4:3の画面を採用しているところが大きな特徴で、ファミコンやスーパーファミコン、PlayStation、セガサターンなど、ブラウン管テレビで遊ぶことを前提に作られたゲームとの相性を意識した製品となっています。

HDMIだけじゃない! RGBsとVGAにも対応

Unicoが現在公開している公式Dev Talkによると、Traveller ULW10の映像入力はHDMI、VGA、RGBsの3種類です。RGBsについてはRGB SCARTを採用しており、レトロゲーム機や古いPCなどの映像を扱いつつ、HDMIを使った新しい機器も接続できる構成になっています。

Unicoによれば、小型筐体に信号処理基板まで収める必要があるため、すべてのアナログ映像入力を搭載することは難しかったとのこと。そのためHDMIとVGAを残したうえで、アナログ入力としてRGB SCARTを選択したと説明しています。コンポジットやS端子などを直接つなぎたい場合は、別途変換機器が必要になる可能性がありそうです。

なお、Gamescom 2026を取材した一部の海外メディアではS-VideoやRCA入力も記載されていますが、現時点のUnico公式Dev Talkとは仕様が一致していません。そのため、本稿では公式ページで確認できるHDMI/VGA/RGBsを現在の確定情報として扱っています。

背面にゲーム機を入れられる収納スペースも用意

Traveller ULW10は、単に4:3の液晶パネルをレトロ風のケースに入れただけの製品でもありません。本体前面には画質調整用のノブや操作ボタン、スピーカー用の開口部が配置され、側面には持ち運ぶためのハンドルも用意されています。

さらにユニークなのが本体背面です。ケース後部に収納スペースが設けられており、小型のゲーム機などを内部に収めて持ち運べるようになっています。Unico自身もこのスペースを「お気に入りのコンソールを収納する」場所として紹介しており、ディスプレイとゲーム機をまとめて扱えるようにするのがTravellerという製品名にもつながっているようです。

本体カラーは「Red and White」「Cream White」「Studio Gray」の3種類が公式ページで公開されています。いずれも現代的な薄型モニターとは正反対の、昔のテレビや業務用モニターを思わせる存在感のあるデザインです。

5ドルのFounder Reservationも受付中。ただし本体価格ではないので注意

現在Unico公式サイトでは「Traveller ULW10 Founder Reservation」として5ドルの事前予約を受け付けています。ただし、これはTraveller ULW10本体を5ドルで予約購入できるという意味ではありません。

Founder Reservationを行い、その後Kickstarterで対象となるULW10のリワードを同じメールアドレスで支援すると、キャンペーン終了後に30ドルが返金される仕組みです。さらに、シリアル番号入りのミニチュア版ULW10がFounder Giftとして付属するほか、Kickstarter開始やEarly Bird情報を優先的に受け取れる特典も用意されています。

肝心のTraveller ULW10本体価格については、現時点では公式ページで明らかにされていません。Gamescom関連の記事ではKickstarterキャンペーンが9月8日から始まると報じられていますが、Unico公式サイトでは現在も「Launching Soon」となっているため、正式な開始日時や価格についてはKickstarterページでの発表を待ったほうがよさそうです。

CRTそのものを再現する製品ではありませんが、「昔のゲームを16:9テレビの中央に表示する」のではなく、最初から4:3の画面とレトロゲーム向けの接続環境をひとつの筐体にまとめているところはなかなか魅力的です。約10インチというサイズも含め、実際の販売価格や入力遅延、240p映像の処理方法など、Kickstarter開始時にどこまで詳しい仕様が公開されるのか注目したいところです。

via.Time Extension

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