Multisystemは、ハードウェア製造パートナーHeberのオーナーであるRichard Horne氏が、MiSTer FPGAの携帯ゲーム機版の開発に取り組んでおり、すでに複数のプロトタイプをテストしていることを明らかにしました。
このプロトタイプは、MiSTer FPGAの心臓部ともいえる『DE10-Nano』ボードを中心に構成されており、既存のMiSTer FPGAのエコシステムと100パーセントの互換性を保っています。ただし、現在コロナ渦の影響もあり、世界的な部品不足の影響で統合は遅れているとのこと。しかし、現時点で達成しているものとしては異なるアスペクト比のための交換可能なスクリーンベゼルや7時間の使用に耐えられるバッテリーなどがふくまれています。
このマシンの名称は『Handy』と呼ばれており、こちらはEpyx社が開発したオリジナルのAtari Lynxプロトタイプにちなんだものとなっています。
MultiSystemは、MiSTer FPGAのコミュニティからのフィードバックを求めており、HDMI出力やアナログスティック、SNACインターフェイスのサポートなどの提案がすでに行われているとのこと。まさか、MiSTer FPGAも携帯ゲーム機で遊べる時代が来たら、これはかなりすごいことになりそうですね!?
via.RetroRGB