アルミ切り出しボディのハイエンドエミュ機Anbernic『RG477M』レビュー【PR】

アルミ切り出しボディのハイエンドエミュ機Anbernic『RG477M』レビュー【PR】

Anbernicより発売された、携帯型エミュレーター機の『RG477M』。本機は、CNC加工のアルミ合金ボディという、堅牢かつ高級感あふれる見た目に仕上げられているマシンです。採用されているOSはAndroid 14で、エミュレーターとしても、PlayStation 2やセガサターンなどにも対応しているほか、同社独自のAIサービスも利用することができます。

●RG477Mストアページ
https://jp.anbernic.com/products/rg477m?sca_ref=2102588.WgMVvjuMPv

カラーバリエーションは、ブラックチョコブロンズとシルバーウィングの2種類から選べるほか、メモリー8GB+ストレージ128GBまたはメモリー12GB+ストレージ256GBのいずれかチョイスすることができます。

▲こちらはシルバーウィング。いぶし銀といったクールな見た目になっています。

価格は3万6999円からと、同社のラインナップの中でもかなり高級の部類に属していますが、実際に手に取ってみるとそれもなっとくの出来映えです。本機をレビュー用にサンプル提供していただきました。今回はそのレビューをお届けします。

RG477Mのスペック

スペック的な注目点としては、まずはパフォーマンス面でしょう。CPUはDimensity 8300プロセッサー、GPUはMali‑G615 MC6をそれぞれ搭載。これにより、先ほども触れたようにエミュレーターとしてはやや重めの動作になるPS2やセガサターンなどもある程度快適にプレイすることができます。

▲ジョイスティック周辺はカラフルに光ります。

また、こうしたCPUやGPUをぶん回すタイプのエミュレーターでは、どうしても発熱の問題が発生します。しかし、本機はそもそもアルミボディということもあり冷却性に優れていることに加えて、高速ファンとヒートパイプで過熱を抑えることができます。

もうひとつの特徴は、4.7インチタッチパネルの液晶ディスプレイです。こちらは解像度が1280×960ピクセルとなっており、アスペクト比としてもレトロゲームを遊ぶのに最適な4:3になっています。さらにリフレッシュレートが最大120Hzになっており、レトロゲームというよりも最新のAndroidのゲームなどもヌルヌルで表示することができます。

▲アスペクト比4:3なのでかなり画面も大きく表示できます。

比較的画面が大きいマシンですが、本体サイズとしては一般的なスマートフォンより少し大きめ程度になっています。重量的にもmicroSDカードを挿した状態で354gとなっており、少しずっしりとした重みはあるものの、許容範囲といえます。

項目内容
ディスプレイ4.7インチ LTPS/1280×960/4:3/120Hz
CPU/GPUDimensity 8300/Mali‑G615 MC6
メモリー/ストレージ8GB+128GB または 12GB+256GB
OSAndroid 14
ネットワークWi‑Fi 6E/Bluetooth 5.3
バッテリー5300mAh/約7時間稼働/27W充電
冷却ヒートパイプ+ファンによるアクティブ冷却
ジョイスティック3Dホール(RGBライト付き)
センサー6軸ジャイロ、振動機能搭載
拡張性microSD(最大2TB)、USB‑C DisplayPort出力
サイズ176×130×50mm
重量(microSDカード挿入時)354g
その他Anbernic AI対応、オンライン・ストリーミング対応、RGBや輝度のカスタマイズ機能

この『RG477M』のパッケージには、本体のほか充電用などに使用するUSB Type-Cケーブルと説明書、保護シートとシリコン製の保護ケースが付属。また、別売りではありますが、専用のケースとして『ANBERNIC 保護カバー RG 477M 用』(価格は1599円)もラインナップされています。

●ANBERNIC 保護カバー RG 477M 用(1599円)
https://jp.anbernic.com/products/rg-477m-bag?pr_prod_strat=jac&pr_rec_id=8a3bd0946&pr_rec_pid=9008541434081&pr_ref_pid=9005084475617&pr_seq=uniform&sca_ref=2102588.WgMVvjuMPv

▲本体に同梱されているシリコンケース。
▲ジャストフィットの専用ケースも用意されています。

ランチャーで簡単にゲームが起動できる

Androidベースの携帯ゲーム機は、Linuxベースのものと比較してよりスマホに近い操作性になっていることもあり、OS自体に慣れていないと扱いにくい印象もあります。本機も多少Androidの知識は必要ですが、以前のマシンと比べるとずいぶん扱いやすくなってきた印象です。

その理由のひとつが、インストールされているランチャーです。こちらは、本体のAnbernincボタンを押すことで、簡単に起動することができます。もちろんホーム画面などに戻りたいときも、Anbernincボタンを押すことで切り変えることができます。

ちなみに、Androidベースなのでそのまま起動させることはできませすが、ゲームのROMを入れたmicroSDカードは自分で用意する必要があります。それらを任意のフォルダ内に入れて、ランチャーからエミュレーターを選んだ後でROMが入っているフォルダの場所を指定することで、リストに表示されるようになります。

あとはそれぞれのゲームを選べばゲームが起動する仕組みです。一部のエミュレーターはBIOSが必要になるので、それらも合わせて用意しておくといいでしょう。

アスペクト比4:3なのにデフォルトの表示が微妙!?

ゲームパフォーマンス全体に関しては概ね良好で、使えば使うほど味が出てくるようなマシンになっていました。しかし、若干気になる部分もいくつかあったのでご紹介しておきます。まずはゲームのアスペクト比です。

先ほどもご紹介したように、本機では解像度が1280×960ピクセルで、アスペクト比はちょうど4:3になっています。そのため、多くのレトロゲームが4.7インチの液晶にフルサイズで表示できるはず……なのですが、そうはなっていませんでした。

▲デフォルトの表示。オーバーレイが表示されるので、雰囲気は出るもの画面いっぱいに表示されないのが残念。
▲画面いっぱいに表示できるように設定を変更したもの。

具体的な例をあげるとファミコンやスーパーファミコンなどです。これらはデフォルトの状態ではRetroArchのオーバーレイが表示されるため、若干小さな画面で表示されてしまいます。設定を変更するときは、エミュレーターを起動中にAnbernicボタンの真横にあるボタンを押して、RetroArchのメニューでオーバーレイのOFFとアスペクト比をFullにしておくことでこれらの問題を解消することができます。

▲RetroArchのメニューからOSDオーバーレイをOFFに。
▲ついでにアスペクト比もFullに変更。

ちなみに、今回はケーブルが見つからず試していませんが、外部ディスプレイにも映像が出力できるため、ニンテンドーDSなども快適にプレイできるようになります。しかし、こちらもデフォルトの状態ではオーバーレイが表示されるため、画面の表示エリアとしては1/3程度になっていました。

Wii Uのエミュレーターは微妙

PlayStation 2やセガサターン、ドリームキャストあたりはそこそこ動くのですが、少々微妙に感じたのがWii Uのエミュレーターでした。ゲーム自体のパフォーマンスもあまり出ないのですが、それよりも気になったのがエミュレーター起動直後から唸り始める本体のファンの音です。

とにかくこれがうるさすぎて、全くゲームに集中できません。ほかのエミュレーターではそこまでファンが唸ることはなかったのですが、エミュレーターとの相性的なものもあるのかもしれませんね!?

▲うなりを上げるファンの音。

統括:お値段なりの所有感は満たしてくれるマシン

細かい点を上げればきになるところもいくつかありますが、トータルとしてはよくまとまっているゲーム機であることは間違いありません。とくにアルミ切り出しのボディは、その硬派な雰囲気を纏ったような見た目になっており、ほかにはないクールさがあります。

エミュレーターに関しては、かなり多くのゲームを遊ぶことができます。それに加えて、Androidのストアから新しいアプリを落としてゲームを楽しむこともできます。そろそろハイエンドなエミュレーターゲーム機が欲しいと考えている人は、こちらも検討してみてはいかがでしょうか?

●RG477Mストアページ
https://jp.anbernic.com/products/rg477m?sca_ref=2102588.WgMVvjuMPv

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