Taki Udon氏が現在開発中の、初代PlayStationのゲームが遊べるFPGAベースのゲーム機ですが、その設計がほぼ完了し希望小売価格が225ドル(日本円で約3万5000円)以下になるだろうと自身のXに投稿しました。
またFounders エディションには大幅に値引きされることに加えて、本体の内部部PRチーム全員のサインが入れられています。この辺りは、初代のMacintoshを彷彿とさせますね。
ちなみにこちらのマシンですが、おそらくディスクからゲームを読み取って遊ぶことはできないものの、コントローラーやメモリーカードなどのオフィシャルのアクセサリー類には対応する予定です。技術的には目新しい物は特になく、ベースがMiSTer FPGAであることからもわかるように、同システムとPlayStationのコア、そしてSNACアダプターを使用すれば今すぐにでも自分で環境を作ることが可能です。
![Taki Udon氏が現在開発を進めているFPGAベースのPS1互換機の希望小売価格は最大でも3万5000円程度に](https://retro-gamer.jp/wp-content/uploads/2025/01/GX48pPtaUAA3yj8.jpg)
少し変わったところは、ロゴマークにNFCリーダーが搭載されており、カードを使ってゲームを呼び出せる『TapTo』にも対応しているところでしょう。
とはいえ、今回発売されるマシンは、MiSTer FPGAのように自分でセットアップを行うというわけではなく、工場で組み立てられた完全にカスタマイズされたPCBが採用されています。そのため、購入者は特にセットアップなどを行う必要はなく、遊べるようです。
via.Time Extension