Anbernic RG406Vレビュー。でっけぇ画面はやっぱ遊びやすい!【PR】

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Anbernicより発売されたばかりの新型携帯ゲーム機『RG406V』のサンプルを、レビュー用に提供していただきました。本機に採用されているディスプレイは4インチのIPS液晶で、画面もかなり見やすくなっています。カラーバリエーションは、クリアブラック、ベージュホワイト、グレーの3色で展開されていますが、今回はベージュホワイトを提供していただきました。

ということで、こちらが届いてからちまちまといくつかのゲームを遊んでみましたが、こちらのレビューではそこからわかった本機の特徴についてご紹介していきます。

●Anbernic RG406Vの販売ページ

RG406Vのスペック

本機は、CPUにUnisoc T820を搭載。GPUは850MHzのQuad-core Mali-G57で、8GBのメモリーを採用。内蔵のストレージ容量は128GBとなっています。OSはAndroid 13でバッテリーは5500mAh。3.5時間の充電で最大8時間の連続使用が可能。

同社のマシンとしては、ハイエンド寄りのモデルとなっており、定価は2万4799円と少々お高めですが、その分PS2やセガサターンなど下位機種で遊べないエミュレーターも動かすことができます。

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CPUUnisoc T820 プロセッサ
GPUQuad-core Mali-G57(850MHz)
メモリー8GB LPDDR4X
内蔵ストレージ128GB
バッテリーポリマーリチウム電池5500mAh

OSは内蔵のストレージに入っているため、microSDカードスロットは空の状態になっています。実際にエミュレーターで遊ぶときは、そちらにROMデータを入れてから、各エミュレーターごとにフォルダの場所を指定しておきましょう。

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▲縦145mm×横105mm×奥行き29mm。
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▲microSDカードは空の状態。別途用意してゲームのROMを入れておきましょう。
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▲アナログスティックは若干足が高め。使いやすいかどうかは人によって意見が分かれそうなところ。
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▲背面側には冷却ファン用のスロットが設けられています。

今回は本体と一緒に、専用のケースも送っていただきました。こちらは1499円で購入することができます。RG405Vと共用ですが、ジャストフィットするケースはなかなか貴重なので、一緒に注文することをオススメします。

●ANBERNIC 保護カバーRG406V/RG405V用

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▲RG406V/RG405V専用のケース。
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▲Anbernicのタグ付き。

RG406Vの5つのポイント

細々したところをあげつらってもわかりにくくなるので、このRG406Vでここは良かったというポイントを5つピックアップしてみました。

  1. 大きく見やすい4インチのIPS液晶ディスプレイ
  2. サイズの割には重さを感じず扱いやすい
  3. Androidでありながらエミュレーターゲーム機としても遊びやすい
  4. 簡単にHDMI出力可能
  5. 幅広いエミュレーターが遊べる!

大きく見やすい4インチのIPS液晶ディスプレイ

このRG406Vの特徴のひとつは、やはりなんといっても4インチのIPS液晶ディスプレイでしょう。中には小さいデバイスが好きという人もいるかもしれませんが……正直小さな画面で長時間ゲームを遊ぶのはつらすぎる!

しかし、このマシンならば大画面でゲームを楽しむことができるのでそうした不安もありません。

▲ゲームボーイならばかなりのビックサイズに感じます。

サイズの割には重さを感じず扱いやすい

元々大きなサイズのゲーム機であることは知っていたということもあり、実物を見ても特に驚きはありませんでした。むしろ、このサイズになれてしまうと違和感なく扱えることがわかります。

また、サイズの割には重量も289gとそれほど重くないため、長時間手に持って遊んでいても腕が痛くなるということはありませんでした。普段持ち歩いて、ちょっとした空き時間にゲームを楽しむといった用途にも合いそうです。

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▲重量は公式の発表通り289gとなっています。

Androidでありながらエミュレーターゲーム機としても遊びやすい

Linuxを搭載した中華エミュ機と比較して、OS自体の知識がないと扱いにくい印象もあったAndroidを採用したゲーム機ですが、最近はそうした部分もかなり解消されてきた印象です。そのひとつが、専用のランチャーが付属しているところ。

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こちらでROMの場所を指定したり、あるいは起動するエミュレーターの種類も選ぶことができるので、必要最低限の知識があれば素早くセットアップを済ませることができます。

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▲複数エミュレーターがある場合は、ランチャー側で変更することもできます。
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▲ROMファイルが入ったmicroSDカードの場所も簡単に指定できます。

簡単にHDMI出力可能

本機はDP Altモードに対応しているため、USB Type-Cでディスプレイなどに映像を出力することができます。ただし、出力される映像のアスペクト比についてはゲーム機側に合わされているようで余白として表示されます。

レトロゲームの場合、アスペクト比は4:3の場合が多いので、むしろその方がしっくりくるかもしれませんね!

●AviBrex HDMI Type-C 変換ケーブル
1599円

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▲HDMI出力される映像は、ゲーム機側のアスペクト比と同じです。

幅広いエミュレーターが遊べる!

ということで、いくつかのエミュレーターを動かしてみたのですが、以前はうまく動作しなかったタイトルが動いたり、あるいは特に何の設定もせずに快適にゲームが遊べるようになっていたりしました。とくにPS2のタイトルはなかなか良好で、音切れなども全く発生せず楽しむことができました。

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▲エミュレーター関連としは、これに加えてRetroArchがあらかじめインストールされています。

ざっくりと本機の特徴をご紹介してきましたが、ややハイエンドよりのエミュレーターを求めている人には、安いとはいえないものの高すぎるわけでもないため、まずまず許容範囲のマシンと言えるでしょう。とくにこれぐらいのパワーで大きな液晶がほしいという人にとってはピッタリのマシンかもしれません。

少しでも興味を持ったならば、公式サイトにアクセしてチェックしてみてください!

●Anbernic RG406Vの販売ページ

ABOUT US
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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。