『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?

最近のゲームのプレイスタイルとして、何か詰まったところがあったり、あるいは倒せないボスキャラやパワーアップアイテムの場所など、ゲーム内でわからないところがあるとすぐ検索して攻略情報を探してしまう癖が付いてしまいました。

それも現代的な遊び方ともいえますが、スーパーファミコンのゲームを遊んでいたときは、攻略本などはあったものの、リアルタイムでヒントが得られることはほとんどありませんでした。そうしたこともあり、当時ひとり暮らしをしていたことを知っていた友人から、夜中の3時ぐらいに「太陽の紋章ってどこにあるの?」なんて電話が、平気でかかってきたという記憶があります。

そうした中で、どうしても解き方が分からずに三日三晩悩んだ記憶があったのが『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』でした。本作を久々に挑戦したら、はたしてその悩んだポイントはクリアすることができるのか? ということに興味が湧いてきたので、プレイしてみることに。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?

それに加えて、もうひとつのテーマとして、後に「ゼルダの子守歌」とも呼ばれることになった音楽を聴くというのもミッションに追加しています。なんでもこの曲の初出が本作なのだとか。ゲーム音楽自体はそれほど強い興味を持っている方ではないものの、これはぜひとも聴いてみたいと思ったのです。

というわけで、今回はこのふたつを目標に、31年ぶりにクリアまでゲームを遊んでみました。

■今回の挑戦のテーマ

  1. 昔謎がなかなか解けなかったポイントが、31年ぶりにプレイしてすぐに解くことができるのか?
  2. 「ゼルダの子守歌」をゲーム内で聴く!
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?

まさかの記憶違いか勘違いか!?

……だったんですが、先に結論からいってしまうと、31年前に三日三晩悩んだと思っていたポイントは、なんとこのゲームの中では出てきませんでした! はぁ? 一体何を言ってんだコイツは? って感じかもしれませんが、てっきり本作だと思っていたものの、別のゲームのことだったのかもしれません(あるいは違うポイントだったのか)。

ちなみに悩んだポイントというのはどんなところだったのかというと、ゲーム序盤ではなくおそらくゲーム中盤ぐらいでお城に戻ってきたときに、城の中の入り口付近に柱が倒れており、何をやってもそこから先に進めなかったというもの(もちろんうろ覚え)。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?
▲「ここか?」といった場面をいくつも通り抜けていきながら、気が付けばラスボスの部屋の前に到着……あれ?

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』に無茶苦茶ありそうなシチュエーションでしたが、結局本作では登場しませんでした。もしかしたら、これがなんのゲームだったのか今後探索の旅が始まるかもしれません。そうしたこともあり、ゲーム自体はクリアできたのですが、この点がすっきりせず、ちょっとモヤモヤした気分が残っています。

とりえあず、このゲームではそんなポイントはなかったということがわかっただけでも、遊んだ甲斐があったのかもしれませんね(笑)。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?

結構先かと思ってたら割とすぐ聴くことができた「ゼルダの子守歌」

もうひとつのメインミッションである「ゼルダの子守歌」ですが、こちらは捕らえられた七賢者を助け出したときに流れる音楽(正式な楽曲名はわからず)です。ということで、てっきり終盤近くに流れるものだと勘違いしていましたが、闇の世界にいるダンジョンのボスを倒した後で賢者を救出したときに聴くことができます。

それに気が付いたのが、すでに三人目を助けた後だったという(笑)。

ちなみにこの曲、続編の『神々のトライフォース2』では、いきなりゲームをスタートするときに聴くことができます。本作以降の作品では、様々な場面でアレンジバージョンを聴くことができるので、興味があるかたはそちらにも注目してプレイしてみてください。

今回のプレイで悩んだポイント

メインミッションのひとつである、31年前に三日三晩悩んだところはなかったわけですが、それとは関係なく悩んだり、行き詰まってしまったところがいくつかありました。そうしたときに、ついつい攻略情報を検索してしまいたくなりますよね~。今回はあえてそちらは縛りプレイということでやっていませんが、ゲームのマニュアルは読んでもOKということにしています。

それにしても、このゲームのマニュアルですが、マップやアイテムの種類などが載っているのはもちろんのこと、なんとゲーム前半の進め方までご丁寧に掲載されています。しかも、そのおかげで何をやればいいのか悩んでいたポイントが説けてしまったという(笑)。

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砂漠の神殿に住む巨大ムカデ・ラネモーラが行く手を阻む!

ゲーム序盤、特に感心させられたのがそのレベルデザインの素晴らしさです。敵の配置やダンジョンの仕掛けなどは、絶妙なバランスになっており、今はアイテムがないため取ることができないけど、後で取れそうといったアイテムがマップを移動中にチラ見できるなど、思わず「ニクイでやんすねコンチクショー!」とスチャダラパーのCMソングを歌いそうになったぐらいです。

ゲームクリアまではプレイしていませんでしたが、そもそも普段ハードウェアの動作チェックなどで本作をプレイする機会が多く、ゼルダ姫を牢屋から救出するあたりまでは直線でたどり着けるぐらいはプレイしていました。そのため、序盤はかなりサクサク進んでいった印象です。

しかし、意外なことに苦労してしまったのが、砂漠の神殿のボスキャラである「ラネモーラ」でした。砂漠の中から3匹のムカデが飛び出してくるのですが、そのときに石のようなものも飛び出してくるのに、ついつい当たってしまい何度も死んでしまうことに。ハチを捕まえて出してみるなどいろいろと試したのですが、結局最後は敵の動きをよく見て攻撃を加えていくという、すごくベターな方法でなんとか撃破することができました。

こうした敵のキャラクターを攻略していくときですが、なんとな~く、自分のゲームIQをタメされているような気分にさせられます。それがすごく単純なことであっても、気が付かないときはなかなか気が付きません。しかし、人によってはいとも簡単に弱点を見抜くこともあります。

個人差もあると思いますが、それでも最後はクリアすることができるように作られているというのは、やはり名作たるゆえんなのかもしれませんね。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?

これまた意外だったのが、結構序盤でマスターソードが手に入るところでした。なにか最終的な武器といったイメージがありますが、本作では4つある剣のレベルのうち、第2段階がマスターソードという扱いになっています。何にしろ、序盤でこうしたアイテムが手に入るところも楽しく感じるポイントなのかもしれません。

じつはこのマスターソードを入手した後、何をしたらいいのかわからなくなってマップ中をいろいろと探索することになります。その後、先ほども少し触れましたがマニュアルを読んで見ると司祭アグニムと対決と書かれているのを発見。たしかに、マップ上にもご丁寧にもマークが付けられていました。

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▲ご丁寧にマップに向かう場所が示されていたにもかかわらず、すっかり見落としていました。闇のダンジョンも、場所だけではなく攻略順まで表示してくれちゃいます。
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▲このバリアは通り抜けることができないと、勘違いしていたのも原因かもしれません。こうしたところにも、ゲームIQの低さが浮き彫りに。

後半につれて上がっていく難易度

序盤は比較的進めやすいといった印象のゲームですが、司祭アグニムを倒した後で闇の世界にいくと、難易度もグッと上がっていきます。特に敵やお邪魔アイテムの配置などがいやらしく、すぐに体力が削られていきます。

それでもなんとかひとつひとつのダンジョンをクリアしていったのですが、詰まってしまったのがカメイワへの入り方。ここでは「シェイク」の魔法を唱える必要があるのですが、なんとその時点で未入手でした。そこで、またマップ上をいろいろと探索することに。

その後ダンジョンの中に入ることができたのですが、このボスを倒すには魔法を使う必要があります。しかし、その途中で魔法が切れてしまうと救済策もないため、ふたたび準備を整えて再戦しなければなりません。そのため、ここもボスを倒すのにかなり苦労しました。

そうした苦労もあったため、何度か再戦して倒せたときは、本当に嬉しく感じることができました。

その後は、ラスボスまでは難易度は高めではあったものの、迷うというポイントはほとんど発生せず。また、いつ、31年前に詰まったポイントが出てくるのかドキドキしながら進めていったのですが、結局そんなものは出てこず、ゲームクリアとなりました。

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▲ラスボスのガノン戦は、ふたたびハイラル城(闇の世界)に場所が戻るため、再戦も比較的楽ちんに。

そのほかで意外に感じたところ

これまで『ゼルダの伝説』シリーズはほとんどプレイしてきましたが、やはり久々にプレイするとあれ? と思ったポイントもいくつかありました。ここでは、その中からふたつをピックアップしてご紹介します。

①トライフォースを入手するのはゲームクリア後!?

『ゼルダの伝説』といえば「トライフォース」というイメージが強く、本作のタイトルにも「神々のトライフォース」と付けられています。そのため、トライフォースを集めてからガノンを倒すと勝手に思い込んでいたのですが……このトライフォースが出てきたのが、なんとゲームクリア後。本作では、お話の中に出てくるアイテムといった感じの扱いになっていたようですね。

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②あんまり出てこないゼルダ姫

連れ去られている存在ということもあり、元々シリーズのどの作品でも頻繁に登場するわけではありませんが……にしても、最初にゼルダ姫を救い出してから以降の影がかなり薄く感じます。

というか、七賢者の最後に救い出すのがゼルダ姫だったのですが、気が付いたのはそのときではなくこの記事を作る直前でした。ゼルダとは名乗っていませんでしたが、たしかによく見るとゼルダ姫だったという感じです。そのため、影が薄く感じてしまったのかもしれません。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?
▲セリフを流して見ていたこともあってか、これがゼルダ姫だったとは気が付かず。

未プレイならぜひこの素晴らしい冒険の旅に出てみよう!

ゲーム自体はクリアしたのですが、実は解けなかった謎もいくつかあります。たとえば、マスターソードを鍛えてくれるかじ屋の闇の世界に出てくる宝箱がありますが、なぜかリンクの後ろを付いてくるものの、どうすればいいのか結局分からずじまいとなってしまいました。

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』で31年前の記憶をたしかめたくてプレイしたら予想外のことが起きた!?
▲結局謎は解けなかった、後ろを付いてくる宝箱。

それ自体はゲームクリアにまったく関係ありませんが、こうした探究心をくすぐってくれるような要素がたくさん用意されているというところも、このゲームの素晴らしいところといえるでしょう。

また、グラフィックやキャラクターなどの出来映えも、今見てもまったく見劣りしているように感じないところもすごいところです。もし、まだプレイしたことがないという人がいたら、ぜひこの魅惑的な冒険の旅に出てみてください。

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。