Steamで配信されているタイトルを遊んでるだけならあまり意識することはありませんが、本機の醍醐味のひとつがSteam外のサービスを利用して、様々なPCゲームを遊べるようにできるところです。
『Steam Deck』にサービス外のアプリを登録して遊ぶと、アートワークがないさみしい状態で表示されてしまします。しかし、これらはある程度自分で設定することが可能です。こちらでは、『Steam Deck』で使われているアートワークの種類とその設定方法についてご紹介していきます。
Steam Deckのアートワークの基礎知識
しっかりとアートワークを設定したはずなのに、なぜかうまく表示されない! といったことがります。まずは、『Steam Deck』で使用されるアートワークの基礎知識を把握しておきましょう。
●アイコン
左側に表示されるアプリ名の横にある非常に小さな画像
このサイドバーのアイコンを表示したいときは、まずアプリを選択して「管理」ボタンを選択します。
次に「プロパティ」を選択しましょう。
「ショートカット」の設定画面が表示されるので、その上の方にあるアイコンのような場所をクリックして、画像を選択すればOKです。
●カスタム背景(バナー)
選択したアプリで表示される大きなバナーで「プレイ」ボタンの上に表示
アートワークを設定するときは、この部分でL2ボタンまたはマウスの右クリックをしてメニューを表示し、「カスタム背景を設定」を選択します。続いて画像の場所を選べばOKです。
●カスタム ロゴ(タイトル)
カスタム背景の左下にゲームタイトルとして表示されます。
アートワークを設定するときは、「カスタム背景」と同じ場所でL2ボタンまたはマウスの右クリックをしてメニューを表示し、「カスタムロゴを設定」を選択します。続いて画像の場所を選べばOKです。
●サムネイル(カスタムアートワーク1)
「最近プレイ」に表示される縦向きのサムネイル画像
アートワークを設定するときは、この部分でL2ボタンまたはマウスの右クリックをしてメニューを表示し、「管理」から「カスタムアートワークを設定」を選びます。続いて、設定する画像を選択すればOKです。
●スプラッシュ (カスタムアートワーク2)
最後に遊んだゲームとして「最近プレイ」に表示される横向きのサムネイル画像。
アートワークを設定するときは、この部分でL2ボタンまたはマウスの右クリックをしてメニューを表示し、「管理」から「カスタムアートワークを設定」を選びます。続いて、設定する画像を選択すればOKです。
アートワーク素材が探せる便利なサイト『SteamGridDB』
『Steam Deck』で設定出来るアートワークは、横画像と縦画像、アイコンがあります。それらを自分で用意することも可能ですが、できれば簡単に入手して設定したいと思っている人も多いことでしょう。そこでオススメしたいサイトが『SteamGridDB』です。こちらでは、横や縦の画像に加えて、アイコンも公開されています。検索ウインドウから目的のタイトルを探すことも可能です。
●SteamGridDB
https://www.steamgriddb.com/
選択したゲームのアートワークを『SteamGridDB』から参照して、簡単に管理できるプラグインの『SteamGridDB plugin for Decky Loader』もリリースされました。試してはいませんが、GitHubを見たところ日本語にも対応しているようなので、興味がある方はチェックしてみてください。
●SteamGridDB plugin for Decky Loader
https://github.com/SteamGridDB/decky-steamgriddb
ちなみに、これらの設定はデスクトップモードで行っています。最後に紹介するプラグインを利用すると、ゲームモードでも設定出来るとか!?