スーパー32Xには非対応? 『MiSTer』メガドライブ&メガCDコアをチェック

スーパー32Xには非対応? 『MiSTer』メガドライブ&メガCDコアをチェック

メガドラタワーと称されるぐらい、複数の拡張機器を追加することでハードの機能もアップグレードできたセガのメガドライブ。それだけ複雑なシステムとも言えるわけですが、それをFPGAで再現したオープンソースのプロジェクト『MiSTer』で、チェックしてみました。

ちなみに、この記事を書いている時点ではメガドライブ/ジェネシスのコアとメガCDのコアのふたつに分かれてプロジェクトが動いているようです。そのため、それぞれのコアファイルを入手してセットアップしておく必要があります。

また、先に触れておきますが、現時点ではスーパー32Xには対応していません。また、メガドライブはセガ・マークⅢ(マスターシステム)とも互換性がありますが、こちらはまた別のコアになっています(ゲームギアとの共有のもの)。

スーパー32Xには非対応? 『MiSTer』メガドライブ&メガCDコアをチェック

メガドライブ/ジェネシスコア

メガドライブ/ジェネシスのコアはシンプルで、SDカードのgames\Genesisフォルダに、ROMデータを入れていけばOKです。ファイルの拡張子ヘッダーの情報から自動で地域の識別が行われます。これらは優先順位のオプションで変更することもできます。

●拡張子と地域の識別
.bin:日本
.gen:US
.md:EU

スーパー32Xには非対応? 『MiSTer』メガドライブ&メガCDコアをチェック

「Aspect Ration」とその真下の項目で、アスペクト比を調整することができます。「Scandobler Fx」は、ブラウン管風風の走査線を追加する度合いを設定できます。

オーディオフィルタは、Model1と2、Minimal、フィルター無しから選択可能。FMチップは、YM2612とYM3438の切り替えが行えます。

コントローラーは6ボタンの切り替えができるほか、マルチタップやマウス、ガンコントローラーにも対応。「CPU Turbo」をMidiumまたはHighに切り替えることで、処理速度の低下を緩和させることもできます。また、「Splite Limit」Highにすると、より多くのスプライト表示が行えるようになります(ちらつきが抑えられる?)。

『バーチャレーシング』に採用されているSVPチップにも対応しており、ゲームも問題なくプレイ可能です。

メガCDコア

メガCDコアを利用するには、それぞれに対応したBIOSファイルが必要です。MegaCDフォルダに、「boot.rom」という名前で入れておきます。現状の問題点として『マイクロコズム MCD』と『Ultraverse Prime(US)』は、グラフィックの表示に不具合があります。また、『Supreme Warrior』と『Ying Heung』は、2枚目のディスク選択ができません。

ゲームのファイルはCUE+シングルイメージまたは、CUE+マルチイメージで、それぞれフォルダを分けて入れておく必要があります。一応ZIPファイルにも対応しているものの、イメージを圧縮するとシーク時間が長くなってしまうため、機能しません。

各ゲームフォルダ内にBIOSファイルを入れることで、それぞれのリージョンのゲームを動かすことができます。

ということで動かしてみたのですが、必ずBIOSの画面が表示されたあとプレイヤー画面になり、「CD-ROM」を選ぶとゲームが遊べるという感じなっていました。もしかしたら、設定が悪いのかもしれません。ゲーム自体はやや音が小さく感じる以外は、特段不満は見つかりませんでした。

コアの統合とスーパー32Xへの対応が待ち望まれる?

やや面倒なのは、やはりいちいちコアを切り替えなければいけないところでしょう。また、フォーラムなどを除いてもまったく言及されていませんが、将来的にはスーパー32Xにも対応して欲しいところです。こうした部分も含めて、今後の動向にも注目していきたいですね!

●GitHub – MiSTer-devel/Genesis_MiSTer: Sega Genesis for MiSTer
https://github.com/MiSTer-devel/Genesis_MiSTer

●GitHub – MiSTer-devel/MegaCD_MiSTer: Mega CD for MiSTer
https://github.com/MiSTer-devel/MegaCD_MiSTer


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。