Komi Games Inc.とGrahfMetalが開発する、PC向けのホラーアドベンチャーゲーム『Infested DX』が、2026年10月27日にSteamで発売される予定です。価格は9.99米ドルで、現在は無料体験版も配信されています。
本作は、2016年にitch.ioで公開された『Infested』をベースに、グラフィックやゲーム内容を刷新した作品です。『シャドウゲイト』や『ディジャブ』など、1980~1990年代のPC向けアドベンチャーゲームから強い影響を受けており、昔ながらのポイント&クリックによる探索や謎解きを楽しめるのが特徴です。
●Steam公式ページ
https://store.steampowered.com/app/4964640/Infested_DX/
●販売元プレスリリース(2026年10月15日付)
https://www.capsulecomputers.com.au/2026/10/retro-sci-fi-horror-adventure-infested-dx-launches-october-27-on-steam/
『シャドウゲイト』を彷彿とさせる死と隣り合わせの冒険
『Infested DX』の舞台となるのは、未知の生命体による感染が広がった宇宙船です。プレイヤーは宇宙探査で唯一生き残った人物となり、船内を探索しながら、自身の感染を治療する方法や地球へ帰還する手段を探していきます。
しかし、宇宙船の中にはゾンビやミュータント、ロボットなど、さまざまな危険が潜んでいます。さらに、周囲の環境そのものが命取りになることもあり、ちょっとした判断ミスでゲームオーバーになってしまうことも珍しくないようです。

ゲームは一人称視点で進行し、画面内の気になる場所を調べたり、アイテムを入手したりしながら謎を解いていきます。手に入れたアイテムを適切な場所で使用するだけでなく、複数のアイテムを組み合わせるなど、状況に応じた発想力も求められます。
こうしたゲーム性は、かつてICOM Simulationsが手掛けた『シャドウゲイト』や『ディジャブ』などを思い起こさせるものです。開発元もこれらの作品から影響を受けたことを明らかにしており、いわゆるMacVentureシリーズの流れをくむゲームデザインが採用されています。
特に注目したいのは、何度も失敗を繰り返しながら正解を探していくという、昔ながらのアドベンチャーゲームらしい作りです。危険そうな場所でも実際に調べてみなければ何が起こるかわからず、ときには予想外の方法で命を落としてしまうこともあります。
ただし、本作では死亡してもそれまでの進行状況が失われない仕組みになっています。そのため、ゲームオーバーを恐れず、さまざまな行動を試しながら謎解きに挑戦できるようです。

8ビット風から16ビット風へ! グラフィックと物語を刷新
『Infested DX』のオリジナル版にあたる『Infested』は、2016年にitch.ioで公開されたインディーゲームです。当時はファミコン時代を思わせる8ビット風のグラフィックが採用されており、古典的なアドベンチャーゲームの雰囲気を再現した作品となっていました。
それから約10年を経て登場する『Infested DX』では、グラフィックを16ビット風に一新。キャラクターや背景の表現がより細かくなったほか、アニメーションなども強化されています。

もちろん、変更点は見た目だけではありません。オリジナル版から物語やマップが拡張され、新たな部屋や謎解きも追加されています。また、既存のパズルにも調整が加えられているため、以前のバージョンをプレイしたことがある人でも、新たな発見が期待できそうです。
ちなみに、本作を手掛けるGrahfMetalは、Jeff Canam氏による個人スタジオです。同氏は2024年に登場した『Beyond Shadowgate』の共同開発にも携わっており、古典的なアドベンチャーゲームとのつながりが深い開発者でもあります。

セーブ機能やゲームパッド操作にも対応! 現代のPCで遊びやすく進化
『Infested DX』は昔ながらのゲーム性を受け継ぎながらも、現代のPCで遊びやすくするための改良が施されています。
そのひとつが、ゲームパッド操作への対応です。ポイント&クリック型のアドベンチャーゲームといえばマウス操作が定番ですが、本作ではゲームパッドでも操作できるようになっています。
また、クイックセーブ機能なども導入されており、ゲームの進行状況を手軽に保存できるのもポイントです。死亡しても進行状況を失わない仕組みと合わせて、試行錯誤しながら謎を解くという本来の楽しさに集中できるよう配慮されています。

なお、開発元によると、ゲーム全体のプレイ時間は約3時間を想定しているとのことです。短時間で密度の高いホラー体験を楽しめる作品として設計されており、繰り返しプレイすることや、クリアタイムを競う遊び方も意識されています。
『Infested DX』は2026年10月27日にPC向けSteamで発売予定で、価格は9.99米ドルです。日本円での販売価格は現時点で確認できておらず、Steamの対応言語にも日本語は記載されていません。
現在はSteamで無料体験版が配信されているため、昔ながらのアドベンチャーゲームに興味がある人は、まずはこちらを試してみるのもよさそうです。
『シャドウゲイト』や『ディジャブ』で、何度もゲームオーバーを繰り返しながら謎を解いていた人にとっては、当時の記憶を呼び起こしてくれる1本となるかもしれません。

















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