NeoStation Beta 0.13.0+129公開。RomM検索高速化、N64向けGopher64やPrimeHackなど対応拡充

NeoStation Beta 0.13.0+129公開。RomM検索高速化、N64向けGopher64やPrimeHackなど対応拡充

マルチプラットフォーム対応のレトロゲーム向けフロントエンド「NeoStation」のBeta 0.13.0+129が公開されました。GitHub Releasesでは9月19日13時55分に公開されたと表示されており、前バージョンのBeta 0.12.0+128から約2週間ぶりのアップデートとなります。

今回の更新では、RomMとの連携機能が強化されたほか、NINTENDO64向けの「Gopher64」や、ゲームキューブ/Wii向けの「PrimeHack」、Android向けの「Vita3K Plus」などに新たに対応。RetroArchコアについてもJaguar CDやMAME 2015/2016が追加されるなど、NeoStationから利用できる環境が大きく拡充されています。

NeoStationは、Windows、Linux、macOS、Androidに対応したエミュレーション用フロントエンドです。ゲームそのものをNeoStationがエミュレーションするのではなく、RetroArchや各種単体エミュレーターと連携し、複数のゲーム環境をひとつのライブラリから管理・起動できるのが特徴となっています。

●NeoStation Beta 0.13.0+129公式GitHub Release
https://github.com/misobadev/neostation-frontend/releases/tag/v0.13.0%2B129

RomMのプラットフォーム閲覧を高速化。検索機能も追加

Beta 0.13.0+129で特に注目したいのが、RomMとの連携機能の改善です。

今回のアップデートでは、NeoStationからRomM上のプラットフォームを閲覧するときの処理が高速化され、新たに検索機能も追加されました。大量のゲームをRomMで管理している環境では、目的のタイトルを探すまでの操作性向上が期待できそうです。

さらに、RomMからダウンロードしたセーブデータやセーブステートの保存先も修正されています。これまでは保存先に問題がありましたが、今回からRetroArchが実際に使用しているセーブ/ステート用フォルダーへ配置されるようになりました。

NeoStationとRomMを組み合わせて複数のデバイスやゲーム環境を管理しているユーザーにとっては、単純なUI上の改善以上に実用性の高い変更といえそうです。

Gopher64やPrimeHackなど対応エミュレーターを一挙追加

対応エミュレーターの追加も、今回のアップデートにおける大きなポイントです。

デスクトップ版ではNINTENDO64向けエミュレーター「Gopher64」が新たに追加されました。また、ゲームキューブ/Wii向けには「PrimeHack」が追加され、macOS版でもPrimeHackが利用できるようになっています。

AndroidではPS Vita向けの「Vita3K Plus」を新たにサポート。このほかRetroArch向けにはJaguar CD用コアが追加され、MAME 2015とMAME 2016のコアについては全プラットフォームで利用できるようになりました。

このほかmacOSではRyubingへの対応も追加されており、NeoStationから選択できる起動先の幅がさらに広がっています。

ただし、これらはNeoStation側でエミュレーターを管理・起動するための対応追加です。各エミュレーターにおける個別ゲームの互換性や動作を保証するものではない点には注意が必要です。

RetroAchievementsではクリア済みゲームを確認可能に

RetroAchievements関連では、クリア済みのゲームを表示できる機能が新たに追加されました。

また、ゲーム詳細画面ではゲーム名やROMファイル名、RetroAchievementsのハッシュ値を表示する機能も追加されています。ライブラリ内のゲーム情報やRetroAchievementsとの紐付きを確認するときにも使いやすくなっています。

UI面では、設定可能なフロストガラス調の表示機能「NeoGlass」も追加。そのほかゲームパッド操作やカルーセル表示、プレイ時間の計測など、細かな修正も多数盛り込まれています。

Android版はCPUアーキテクチャ別APKの配布方式に変更

Android版では配布方法にも変更が加えられました。

これまでのユニバーサルAPKではなく、CPUアーキテクチャ別のAPKを配布する方式に変更されています。また、ストレージへのアクセス権限がない状態でもセットアップを進められるよう修正されたほか、ソフトウェアキーボード表示時のメタデータ入力画面など、Android固有の問題も改善されています。

今回のBeta 0.13.0+129は、単に対応エミュレーターを増やすだけではなく、RomM連携やRetroAchievements、Android版のセットアップなど、実際の利用環境に関わる部分まで幅広く手が入ったアップデートとなっています。

NeoStation Beta 0.13.0+129は、公式GitHubのReleasesページから入手できます。なお、現時点ではBeta版として公開されているため、導入する場合はその点を踏まえて利用したほうがよさそうです。

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