GBA(ゲームボーイアドバンス)の実カートリッジに対応する携帯ゲーム機「GAMEMT MTX」の実機サンプルが、2026年9月上旬からレビュアーや販売業者のもとに出回り始めています。
●GAMEMT公式サイト/商品一覧
https://gamemt.shop/collections/all
MTX自体は以前からGAMEMTが予告していた製品ですが、これまでは詳細な仕様や発売時期などがほとんど明らかになっていませんでした。今回、実際に動作するサンプル機を使った動画が公開され始めたことで、ようやく製品の具体像が見えてきた形です。
Retro Dodoが9月11日に公開した記事によると、実機を入手したYouTubeチャンネル「NITTRX」からは、720×720ドットのディスプレイやAllwinner T509プロセッサ、LinuxベースのOS、Wi-Fi、3.5mmヘッドホン端子、HDMI出力などの仕様が伝えられています。もちろん最大の特徴は、本体上部にGBAカートリッジを挿せるスロットを備えていることです。
通常のレトロゲーム向け携帯機は、microSDカードなどに保存したゲームをエミュレーターで動作させるタイプがほとんどです。その点MTXは、所有しているGBAカートリッジを利用できるという少し変わった方向性の製品になっています。
ただし、カートリッジをどのような仕組みで読み込んでいるのかや、市販されたすべてのGBAソフトに対応できるのかといった詳細については、現時点では正式に確認されていません。一部の実機情報ではカートリッジを読み込んでからゲームを起動する方式が紹介されており、オリジナルのゲームボーイアドバンスと同じ方式で直接動作していると断定するのは避けたほうがよさそうです。

また、720×720ドットという正方形のディスプレイも特徴的です。GBAのゲーム画面は3:2なので画面全体を使う形にはならないものの、GBA以外のレトロゲームをエミュレーターで遊ぶ用途も想定されています。Retro Dodoによれば、PlayStationクラスまでのゲームをエミュレーションできるほか、PSP用エミュレーターも収録されているとのことです。
一方で、ここまでの情報はあくまでサンプル機を入手したレビュアーや販売業者から出てきたものです。
GAMEMTは「gamemt.shop」を同社唯一の公式海外向けサイトとして案内していますが、9月12日時点ではMTXの商品ページは公式の商品一覧に掲載されていません。そのため、正式な価格や販売開始日、最終的な製品仕様については引き続き公式発表を待つ必要があります。

NITTRXからは2026年9月中に販売されるとの情報も出ているようですが、こちらもGAMEMTから正式に発表された発売日ではありません。現段階では「発売済み」ではなく、「発売に向けて実機サンプルが出回り始めた段階」と捉えておくのがよさそうです。
2025年末の予告からしばらく動きが見えにくかったGAMEMT MTXですが、少なくとも実際に動作する製品が存在し、第三者による実機動画が公開されるところまで開発が進んだことは大きな変化です。
GBAの実カートリッジを利用できることが最大の売りとなるだけに、今後は正式価格だけではなく、カートリッジの互換性やセーブデータの扱い、特殊チップやRTCを利用するソフトへの対応なども気になるところです。
via.Retro Dodo















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