PSP用音楽プレーヤー「PSPMAN」Alpha 4が再公開! 日本語ファイル名対応やライブラリ機能を改善

PSP用音楽プレーヤー「PSPMAN」Alpha 4が再公開! 日本語ファイル名対応やライブラリ機能を改善

PSPをウォークマン風の音楽プレーヤーとして活用できるHomebrewアプリ「PSPMAN」の最新版「Alpha 4(v0.1.0-alpha.4)」が公開されています。

●PSPMAN Public Alpha – リリース情報
https://www.obsoletesony.com/jp/pspman/releases/

●PSPMAN 開発記録
https://www.obsoletesony.com/jp/pspman/updates/

Alpha 4は2026年9月7日に一度公開されたあと、配布が巻き戻されていましたが、その後あらためてダウンロード可能な状態となりました。現在公式サイトではAlpha 4が最新版として案内されており、ZIPファイルとSHA-256ハッシュも掲載されています。

PSPMANは、ObsoleteSonyが開発しているPSP向けの非公式Homebrewアプリです。当サイトでは9月3日にPublic Alpha版の公開について紹介しましたが、今回のAlpha 4ではPublic Alpha公開後に寄せられた報告や診断ログをもとに、ライブラリ周辺を中心とした多数の改善が行われています。

なかでも日本のユーザーにとって大きいのが、日本語を含むファイル名やフォルダー名、曲情報などの扱いが改善された点です。

日本語を含む音楽ライブラリの扱いを改善

Alpha 4では、日本語を含むファイル名やフォルダー名、楽曲情報、埋め込みカバーアートなどをライブラリや再生画面上で扱う際の処理が改善されています。

Public Alpha公開後には、GitHubのIssuesにも日本語を含むファイル名やフォルダー名が正常に認識されないという報告が寄せられていました。こうした問題については、Alpha 4で修正されたものとして扱われています。

国内で音楽ライブラリを管理している場合、アーティスト名やアルバム名だけではなく、ファイル名やフォルダー名にも日本語が使われていることは珍しくありません。日本語楽曲をPSPへ入れて利用したいユーザーにとっては、今回の更新でかなり使いやすくなったといえそうです。

「Library snapshot not saved」問題なども修正

もうひとつ大きく手が加えられたのが、楽曲ライブラリの作成や保存に関する部分です。

Public Alphaでは、音楽ファイルのスキャン後に「Library snapshot not saved」と表示され、ライブラリ情報を正常に保存できないケースが報告されていました。GitHubではPSP-2000やPSP-3000など複数の環境から同様の報告が寄せられていましたが、こちらもAlpha 4で修正された問題として扱われています。

●PSPMAN Issues – GitHub
https://github.com/obsoletesony/PSPMAN-Issues/issues

Alpha 4ではこのほかにも、サブフォルダーのスキャンやライブラリ情報の保存、楽曲の変更検出、2回目以降にPSPMANを起動するときの処理などが改善されています。初回スキャンだけではなく、継続して音楽プレーヤーとして利用するための基礎部分がまとめて見直されたアップデートといえます。

1,000曲を超えてもメモリ不足で停止しないように

大量の音楽ファイルを保存しているユーザー向けの改善も行われています。現在のPSPMANでライブラリへ登録できる楽曲数は最大1,000曲ですが、Public Alphaでは1,000曲を超えるライブラリをスキャンした際に、メモリ不足によって処理が停止するケースがありました。

Alpha 4ではこうした場合でも処理そのものが停止しないように変更され、対応している楽曲を上限まで登録した状態で利用できるようになっています。

PSPではメモリーカードへ大量の音楽を保存している人もいるだけに、こうした安定性の向上も実用面では大きな変更点です。

VBR MP3のシークやレジューム機能も改善

再生機能についても複数の修正が行われています。Alpha 4ではMP3やFLACの再生安定性が向上したほか、VBR(可変ビットレート)のMP3ファイルでシークやレジュームを行った際の再生位置が修正されています。

さらに、キューやアルバム、アーティスト、フォルダー、プレイリストなどから楽曲を選択した際の位置情報や画面位置の保持、スタンバイから復帰したときの再生状態などについても改善が加えられました。

選択していたカセットのカラーについてもアプリ終了後に保存されるようになるなど、UI部分にも細かな改良が施されています。

Public Alpha公開からわずか数日で大幅アップデート

PSPMANはソニー公式のソフトウェアではなく、ObsoleteSonyが独立して開発しているHomebrewアプリです。そのため利用するにはHomebrewを動作させられるCFWなどの環境が必要になります。

対応機種はPSP-2000、PSP-3000、Memory Stick Micro(M2)を使用したPSP Go、PSP Street(E1000)など。RAM容量の少ないPSP-1000と、PSP Goの本体メモリーについては現在も正式な対応対象には含まれていません。

Public Alpha版が公開されてからまだ数日ですが、ユーザーから報告された問題が早くもAlpha 4へまとめて反映されました。とくにこれまでライブラリの保存がうまくいかなかった人や、日本語を含む楽曲を多数管理している人は、最新版へ更新して改めて試してみるとよさそうです。

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