Retro Games Ltdは、同社が開発を進めているフルサイズのAmiga 1200復刻機『THEA1200』について、正式な「Amiga製品」になったことを明らかにしました。
●THEA1200公式製品ページ(Retro Games Ltd)
https://retrogames.biz/products/thea1200/
●THEA1200公式予約・販売ページ
https://retrogames.biz/purchase/thea1200
『THEA1200』自体は2025年に発表され、すでに予約受付もスタートしている製品ですが、今回新たにAmigaブランドとの正式な関係が明確になった形です。
Amigaブランドのライセンスを受けた正式製品に
Retro Games Ltdは公式Facebookへの投稿で、「THEA1200 is officially an Amiga product(THEA1200は正式なAmiga製品です)」と発表。
さらに、Mike Battilana氏とAmiga Corporationによる最近の発表に触れ、Amigaブランドが「明確かつ統一された未来」に向けて進んでいることを歓迎するとともに、『THEA1200』を通じてその未来の一部になれることを誇りに思うとコメントしています。
この背景にあるのが、Amiga関連の権利関係の整理です。
Amiga Corporationは2026年8月4日、Commodore International CorporationやHyperion Entertainmentとの契約について発表しました。同社はAmigaの商標を所有しており、ハードウェアやソフトウェアなどに対して技術や商標のライセンスを提供しています。
この公式発表では、現在のライセンシーとしてA1200.NETやAntstream Arcade、Blaze Entertainment、Cloanto、Commodore、Hyperion Entertainmentなどと並び、「Retro Games」も明記されています。
Time Extensionによれば、今回の発表もこうした契約に関連するもので、Retro Games Ltdなどがライセンスに基づきAmigaの名称を製品に使用できるようになったとのこと。ちなみに同社が以前発売した『THEA500 Mini』では、製品名に「Amiga」の名称を使用することができませんでした。
つまり『THEA1200』は単に「Amiga 1200を再現した互換製品」というだけではなく、Amigaブランドのライセンスを受けた正式な製品として発売されることになります。
発売は2026年12月4日。英国価格は169.99ポンド
『THEA1200』は、オリジナルのAmiga 1200をイメージしたフルサイズ筐体を採用した復刻機です。実際に利用できるフルサイズキーボードを備えているほか、HDMIやUSBなど現代の環境に合わせたインターフェイスを搭載しています。
Amiga Workbench 3.1も収録されており、起動時にはWorkbenchまたはゲームを選択できるカルーセル画面を利用可能です。
エミュレーションではAmiga 1200(AGA)に加えて、Amiga 500(OCS)、Amiga 600(ECS)、CD32の構成にも対応。25本のゲームがプリインストールされています。USBメモリーから、ユーザーが正規に所有しているWHDLoadインストールデータやフロッピーディスク、ハードディスク、CD-ROMイメージなどを読み込むこともできます。
本体には2ボタンUSBマウスの「THEMOUSE」と、8ボタンUSBゲームパッド「THEGAMEPAD」、HDMIケーブル、USB-C電源ケーブルなどが付属します。ただし、ACアダプターは付属しません。
現在の公式販売ページでは予約を受付中で、英国向け価格は169.99ポンド。発売および発送開始日は2026年12月4日とされています。
なお、「レトロゲームで遊ぼう!」で2025年10月に紹介した際には、価格は149.99ポンド、発売日は2026年6月16日と発表されていました。その後予定が変更されており、現在は上記の価格と発売日になっています。
今回の発表は新たなハードウェアや機能の追加ではありませんが、長年複雑な状況が続いてきたAmigaブランドの権利関係が整理されつつある中で、『THEA1200』の位置付けが「正式なAmiga製品」として明確になったことが大きな変更点といえそうです。
via.Time Extension
















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