Taki Udon氏のMiSTer FPGA互換ボード『MiSTER Pi』がライバルの脅迫に対抗するために5ドル値下げ。状況が続く場合はさらなる値下げも?

Taki Udon氏のMiSTer FPGA互換ボード『MiSTER Pi』がライバルの脅迫に対抗するために5ドル値下げ。状況が続く場合はさらなる値下げも?

YouTuberのTaki Udon氏が開発した、『DE10-nano』の互換ボードである『MiSTER Pi』。FPGAでアーケードゲームやコンシューマーゲーム機、レトロなPCが遊べる環境を作ることができるMiSTer FPGAの環境を、『DE10-nano』より安価に作ることができることで話題になりましたが、なんでもライバルからの脅迫を受けているとのこと。

それに対抗するために、Taki氏は『MiSTER Pi』を5ドル値下げすると発表。その状況が続く場合は、さらなる値下げを検討しているようです。

MiSTer FPGAの環境を作ることができるボードは、オリジナルの『DE10-nano』と、この『MiSTER Pi』、『QMTech DE10-Clone mini』など、徐々に広がりつつあり、以前よりも価格面でのハードルが下がってきています。こうした状況は喜ばしいと思われますが、どうやら世の中にはそうではない人もいるようですね。

ちなみにTaki氏の最新の投稿によると、『MiSTER Pi』バッチ3からBGA SDRAMまたは標準のSDRAMをサポートするとのこと。これにより、さらに互換性も高まっていきそうです。

●『MiSTER Pi』の販売ページ
https://retroremake.co/pages/store

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。