POLYMEGAの公式サイトがリニューアル。リリースは2021年2月に変更。専用光線銃は来年早々に予約開始

POLYMEGAの公式サイトがリニューアル。リリースは2021年2月に変更。専用光線銃は来年早々に予約開始

POLYMEGAは、自身の公式サイトをリニューアルし新たな発売日が2020年2月になることを発表しました。ちなみに7月に発売予定だった前回は、2日前にリリース日変更のアナウンスが公式からありましたが、やはり今回も同様のようです。

リニューアルされた公式サイトは、これまでのものよりもデザイン的にスッキリしたものになっています。これは、スマートフォンでサイトを見る時を考慮して、軽量化を図った結果のようです。

また、なかなか発売されない『POLYMEGA』に関するいくつかの噂についても回答しています。中には「POLYMAGAが金欠になって生産が停止し、注文が出荷されないと聞いています!」というものもあったようですが、これらの噂については明確に否定しています。

少なくとも、2020年10月だけでも100万ドル以上の資金を費やして製品の調達・製造が行われており、最初の約5000台の『POLYMEGA』についてはすぐに届けられる予定です(サイトではプレオーダーは2/21に発送と記載。2021年2月か、2021年2月21日かは不明)。

POLYMEGAの公式サイトがリニューアル。リリースは2021年2月に変更。専用光線銃は来年早々に予約開始
▲最初の約5000台の話しがどこに掛かってるのかは謎ですが、2/21にプレオーダー分は発送されるようです!?

ただし、現在小売店とのプロジェクトの状況を伝える際の問題があり、同社に通告することなく勝手にリリース日の変更が行われているようです。これらはプロジェクト全体にも影響を及ぼしており、それによりリリース日が2021年初頭に遅れる可能性が高くなっています。

追加のアップデート情報として、以前からアナウンスがあった専用光線銃の『LIGHT GUN 』について、ほぼ生産が完了しており来年早々には予約注文が行える状況になっているようです。

また、SNES(スーパーファミコン)のゲームに関して、近日中に0.7.30にアップデートが行われ(現在は0.7.29)、MSU1がサポートされるとのこと。

いずれにしても、予約したユーザーはもうしばらく待つ必要がありそうです。

MSU1とは、『スーパーマリオカート』や『パイロットウイングス』などに使用されているDSPチップによく似たカスタムコプロセッサのことを指します。こちらは、bsnesとhiganの作者であるbyuuによって設計さました。このチップは、CD品質(44.1kHz、16ビット)のオーディオの再生を可能にし、通常のSNESカートリッジがこれまで保持できなかった最大4GBのデータをアドレス指定することができます。これにより、ROMハックでゲームのバックグラウンドミュージックを高品質バージョンに置き換えたり、フルモーションビデオを再生したりすることが可能になります。

参考元:https://www.zeldix.net/t1607-msu1-getting-started-guide
http://helmet.kafuka.org/msu1.htm

SYSTEM UPDATE 0.7.29

  • 4:3ズームのアスペクトモードのズームとパンのオプションを追加した完全に新しいバーチャルディスプレイインターフェース、RGBフィルターのぼかしの有効化/無効化、その他多くの改善点をシステムやゲームごとに保存できるようになりました。これにより、上級者向けのズームモードでのスキャンラインアライメントが改善されました。
  • コレクションからゲームを削除した際に、セーブ状態とゲームセーブが削除されない問題を修正しました。
  • セガジェネシスのプレイ中にコントローラのラグが大幅に改善されました。

●POLYMEGA公式サイト
https://polymega.com/

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。