PS Vita向けツール「Adrenaline Bubble Manager」の最新版となるv6.24が、2026年9月25日に公開されました。Adrenaline Bubble Managerは、PSPやPS1、HomebrewなどのコンテンツをPS VitaのLiveArea上にバブルとして登録し、そこからAdrenaline経由で直接起動できるようにするツールです。今回のアップデートでは、オンラインで提供されているVitaBubblesカタログやリソースパックを正常にダウンロードできない問題が修正されています。
●Adrenaline Bubble Manager Releases
https://github.com/ONElua/AdrenalineBubbleManager/releases
VitaBubblesカタログとリソースパックのダウンロードを修正
v6.24では、VitaBubblesカタログとリソースパックを取得する際のダウンロード処理が変更されました。従来利用されていた「http.get」と「http.getfile」は、これらのリクエストでは使用しない方式へと変更されています。代わりにJSONデータは「http.down」を利用してRAM上に取得し、大容量のZIP形式のリソースパックについては「http.download」を利用してストレージへ保存する仕組みになりました。
VitaBubblesは、Adrenaline Bubble Managerで使用するカスタムバブル用リソースを公開しているリポジトリです。PSPやPS1タイトル向けに多数の画像やZIP形式のリソースが登録されており、Adrenaline Bubble Manager側からこれらを利用してバブルをカスタマイズできます。今回のv6.24は、新しい形式への対応や大規模な機能追加というよりも、このオンラインリソース取得部分を正常に利用できるようにするための修正版といえます。
Adrenaline Bubble Managerとは?
Adrenaline Bubble Manager、通称「ABM」は、PS Vita上で動作するAdrenaline向けのバブル作成・管理ツールです。PSPのISO/CSO/PBPやPS1コンテンツなどをPS VitaのLiveAreaへ個別のバブルとして追加し、通常のVitaアプリと同じような感覚でタイトルを選択できるようにします。バブルから起動するとAdrBubbleBooterを経由してAdrenalineが呼び出されるため、毎回Adrenalineを開いてゲームを選択する手間を減らせるのが大きな特徴です。
現在のABMは、TheOfficialFloWによる「Adrenaline v7」に加えて、isageによる「Adrenaline 8.0.2」にも対応しています。バブルごとにアイコンやタイトル、LiveAreaなどを設定できるほか、CPU速度やドライバーなどのオプションを個別に設定する機能も用意されています。利用にはあらかじめ対応するAdrenalineを導入して正常に起動できる状態にしておく必要があります。
前バージョンv6.23ではDAX/ZSOにも対応
ひとつ前のv6.23では、isage版Adrenaline 8.0.2環境におけるDAX/ZSO形式のスキャンおよびリスト表示に対応するなど、複数の機能追加が行われていました。ISO、CSO、PBP、DAX、ZSOといったファイル形式の判別に加えて、タイトルや更新日時、カテゴリー、デバイス、フォーマットなどによるソート機能も拡充されています。また、一覧画面ではPSP、PSX、Homebrewを識別するタグも表示されるようになっています。
それに対して今回のv6.24は、オンラインリソースのダウンロード処理に焦点を絞ったメンテナンスアップデートです。新機能の追加こそありませんが、VitaBubblesのカタログやリソースパックを利用してバブルをカスタマイズしているユーザーにとっては、実用面で影響のある修正となっています。Adrenaline Bubble Managerを利用しており、オンラインリソースの取得で問題が発生していた場合は、最新版への更新を確認しておくとよさそうです。














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