リサーチ会社のOmidaが、4月6日にSteam Deckに関数レポートを発表しました。ValveはSteam Deckの販売台数について公式に発表していませんが、Omdiaの新たな調査によると2022年は160万台を販売しており、2023年はそれより14パーセント増加して190万台を売り上げると予想。これにより、今年中に累計販売台数が300万台を超えるのではないかと言われています。
●Omdiaのプレスリリース:Steam Deckのインストールベースが2023年中に300万を超える
https://omdia.tech.informa.com/pr/2023/04-apr/omdia-steam-deck-installed-base-to-surpass-three-million-during-2023
Valveは、今年中にSteamOSを一般公開する予定で、それによりSteam Deck自体も新たなPCゲームの製品カテゴリーへの扉を開く可能性があると、同レポートでは述べています。すでにゲーミングUMPCは群雄割拠といった感じで、新たなハードが次から次へと現れてはいるものの、それらはあくまでもニッチなニーズにすぎません。
Steam Deckは有望ではあるものの、購入できる場所が限られていたり大規模なゲームのサポートが行われておらず、一般的なゲーム機と比較しても親しみやすさに欠ける部分もあります。
Omidaにはテクノロジー領域を得意とする400人以上のアナリストとコンサルタントが在籍しており、市場分析に重点を置いている企業でもあります。はたして同社の予測通り伸びるかはわかりませんが、今後市場がどのように変化していくのかについても注目していきたいところですね。
via.Steam Deck HQ