年末に米国アマゾンで注文していたアイテムが、年内ギリギリの12月30日に到着しました。そのアイテムとは、『MY ARCADEカートリッジコンバーター』と呼ばれるモノです。簡単にいうと、ファミコンをNESのカートリッジとして扱えるようにするものですね。
以前、同様のコンバーターを購入したことがあったのですが、これがどの向きに差し替えような一切認識されずに、まったく使えないモノとなっていました。そんなときに見かけたのが、こちらというわけです。日本のアマゾンでも「予約受付中」として販売されていますが、3892円とかなりお高め。そこで、米国アマゾンで注文したというわけです。
米国アマゾンで注文したのは12月16日だったので、だいたい2週間ほどで届いた感じですね。お値段も、送料込みで2409円となかなかリーズナブルになっています。
そもそも、こんなもの何に使うの? という話しですが、それはぶっちゃけ2月に発売される(かもしれない!?)『POLYMEGA』用です。手持ちのファミコン互換機である『AVS』も『Nt mini Noir』も、ファミコンとNESのスロットが備わっているので、特に他に利用価値はありません。しかし、最初に買っておいたコンバーターがまったく認識しなかったので、とりあえずこちらを抑えたという感じです。
基本的には問題なく使えるものの制限もあり
ファミコンのカートリッジは、背面側から差し込む感じです。試しに『Nt mini Noir』で起動してみたところ、問題なくゲームを遊ぶことができました。しかし、いいことばかりじゃないというのが、この手のアイテムにつきまとっているところです。
まず最初の問題点ですが、実は通常のカセットは問題ないものの、「ファミコン拡張音源」を搭載したカセットには対応していません。RetroRGBのボブの記事によると、一部配線するだけで利用出来るようになるようです。たしかに、『燃えろ!!プロ野球』では「スピーチチップ」による「プレイボール」などの音声は流れず、『キング オブ キングス』ではさみしいBGMになっていました。
ひとつ回避方法があり、RetroRGBの記事によると簡単な配線をすることで利用出来るようになるようです。しかし、オリジナルのNESでファミコンのゲームを遊ぶという特殊な事態は想定しておらず、そもそも『POLYMEGA』の場合、ゲームのROMをリッピングしたあとは内部のエミュレーターマターであるため(たぶんレトロフリーク同様に、カセット側と直接データのやりとりは行われないと想像できる)、そんな改造をするほどの意味はなさそうです。
改造は置いておいて、そもそもの話ですが、「ファミコン拡張音源」に対応したカセットは大型モノが多く、通常サイズはごく一部に限られます。そうしたこともあり、無理に改造する必要はないのではないかと思われます。
それよりも、ビッグサイズに対応した別のカートリッジも探しておいた方がいいのかもしれませんね(笑)。
利用用途はある程度限定されるものの、2000円台で手に入るなら、ひとつは持っておいてもいいアイテムかもしれません。見た目もそこそこスタイリッシュなので、コレクションアイテムとしてもいいかもしれないですね!?