ゲームボーイカラー対応ソフト『ポケモンピンボール』をベースにした非公式ROMハック「Pokémon Pinball: Generations」のバージョン1.6が、2026年10月7日に公開されました。
今回のアップデートでは、フラッシュカート使用時にセーブが正常に機能しない不具合や、ゲーム途中の保存に関する問題が修正されています。新しいステージやポケモンの追加ではなく、実機でのプレイ環境を改善することが中心となっています。
●Pokémon Pinball: Generations公式プロジェクト・パッチ配布ページ
https://rainbowdevs.com/title/pinball/
●バージョン1.6公開告知(RainbowDevs)
https://rainbowdevs.com/2026/10/07/release-pokemon-pinball-generations-1-6/
●公式パッチ適用ガイド
https://rainbowdevs.com/setup/
フラッシュカートでのセーブ不具合などを修正
「Pokémon Pinball: Generations」は、RainbowDevs(旧称TPPDevs)が開発している非公式の拡張ROMハックです。2019年にバージョン1.0が公開されて以来、さまざまな機能の追加や不具合の修正が行われてきました。
今回公開されたバージョン1.6では、主に以下の変更が加えられています。
- フラッシュカートでセーブが正常に機能しない不具合を修正
- ゲーム途中のセーブが正常に機能しない問題を修正
- 進化メニューに表示されるホウオウ(Ho-Oh)の名前を修正
- ソースファイルを同梱
特に注目したいのが、セーブ機能に関する修正です。
フラッシュカートは、ゲームボーイなどの実機でROMデータを読み込んでゲームを楽しめる周辺機器です。しかし、セーブが正常に行えない場合、せっかく進めたゲームの記録が失われてしまう可能性があります。
今回のアップデートによって、こうした問題の解消が図られています。ただし、すべてのフラッシュカートで動作が保証されたわけではないため、使用する機器によっては注意が必要です。
『ポケモン金・銀』の世界をピンボールで楽しめる拡張MOD
そもそも「Pokémon Pinball: Generations」は、1999年に発売された『ポケモンピンボール』に、後の『ポケットモンスター 金・銀』の要素を組み込んだ作品です。
オリジナル版の魅力を残しながら、ジョウト地方をテーマにした新たなフィールドやポケモンが追加されており、より多彩な内容が楽しめるようになっています。
主な特徴は以下の通りです。
- 『ポケットモンスター 金・銀』をテーマにした新しいピンボールフィールド
- ジョウト地方のポケモンを含む、最大251種類のポケモンを収録
- 最大60fpsの滑らかなゲームプレイに対応
- オリジナル版をベースにしたゲーム内容の拡張や改良
これらは以前のバージョンから搭載されている要素であり、今回の1.6で新たに追加されたものではありません。
オリジナル版では楽しめなかった金・銀世代のポケモンたちを、ピンボールという形で集められるのが本作の大きな魅力です。
プレイするには元のゲームのROMデータが必要
「Pokémon Pinball: Generations」は、ゲームそのものを配布する作品ではなく、オリジナル版のROMデータに変更を加えるIPS形式のパッチとして提供されています。
プレイするには、元となる『ポケモンピンボール』のROMデータを正規に入手したうえで、配布されているパッチを適用する必要があります。
公式サイトではパッチのダウンロードページに加えて、ブラウザー上で利用できるパッチ適用ツールの案内も用意されています。
パッチを適用したROMデータは、対応するエミュレーターやフラッシュカートなどを使用してプレイできます。
なお、本作はファンによって制作された非公式プロジェクトであり、任天堂や株式会社ポケモンによる公式アップデートではありません。
今回のバージョン1.6は比較的小規模な更新ですが、セーブ機能の修正は、特に実機で遊びたい人にとって重要な改善といえそうです。















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