MiSTer FPGA用のシャープX1コアが現在開発中。うまくいけばX1Turboも開発予定

MiSTer FPGA用のシャープX1コアが現在開発中。うまくいけばX1Turboも開発予定

JasonA氏が、現在取り組んでいるMiSTer FPGA用のシャープX1コアについて情報をMiSTer FPGAフォーラムに投稿しました。

こんにちは、私は新しいコアである SharpX1 の開発に 1 か月間オフラインで取り組んできました。そろそろコアのステータスの最新情報をお伝えする時期だと思いました。

①CZ-800Cモデル
この最初のコアは、最初のモデルであるCZ-800C用です。この最初のバージョンが動作したら、X1Turboに移行する予定です。

②実装
現時点では、すべてのパーツが統合され、アドレス デコーダがマップされ、IO ポートが正しく配線され、CPU のデータ MUX も動作しています。8251、8253、8255 をスタブしました。これらは IPL BIOS に応答しているので、今のところは十分です。PCGはまだ作業が必要で、それが現在の焦点です。

CRTC6845 にはタイミングの問題があり、IPL BIOS がレジスタに書き込もうとしていますが、いくつか問題があります。すぐにそれに戻ります。今のところ、ビデオ フレームを取得できるようにレジスタをハードコードしました。CGROMは ioctl インデックス 1 (IPL はインデックス 0) にロードされ、CGROM がシステムの残りの部分と正常に対話しているのを確認できます。

YAMAHA PSG (サウンド) には正しいクロックがあるため、後でオーディオのテストに取り掛かれば動作するはずです。

IPL BIOS を命令コードに分解したので、何をしようとしているのかもわかります。

③シミュレーション
まだシミュレーション段階で、GTKWaveとVerilatorでFSTトレースを使ってIPL BIOSをデバッグしています。コアをMiSTer sysに接続し、Quartusに移行してFPGAリリースを行う前に、必ずこのアプローチに従っています。

進捗状況がさらにわかり次第、この投稿を更新します。

via,MiSTer FPGAフォーラム

ABOUT US
アバター画像
高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。