ドリームキャストのコアも実現可能? Taki Udon氏がAlteraとAgilex 5 FPGAチップ搭載のボード制作について話し会う

ドリームキャストのコアも実現可能? Taki Udon氏がAlteraとAgilex 5 FPGAチップ搭載のボード制作について話し会う

オリジナルのDE10-nanoボードよりも安価に提供することで、FPGAのマルチプラットフォームであるMiSTer FPGAをお手軽に動かせるようになった『MiSTer Pi』。こちらを開発したのは、中華エミュ機などのレビュワーとしても知られるYouTuberのTaki Udon氏ですが、Xの投稿によるとFPGAチップメーカーのAlteraとミーティングを行ったことがわかりました。

そこで話し会われたのが、より強力なAgilex 5 FPGAチップを搭載したボードの制作についてとのこと。こちらを採用することで、現状は実現するのが難しいドリームキャストのコアなど、より高度なゲーム機できるようになることです。

しかし、より高価なチップを搭載するということもあり、価格は『MiSTer Pi』の1.5倍から3倍になると予想されます。

今日、Altera のパートナーと良いミーティングができました。開発者に提供するために、MiSTER Pi フォーム ファクタを改良した Agilex 5 エンジニアリング ボードを作成することを決定しました。一定期間後にハードウェアがオープン ハードウェアになるという条件を追加することを検討しています。

つまり、1 年間、またはボードを製造できなくなった場合の保証期間です。選択した部品 (138K LE – 656K LE) に応じて、価格は MiSTER Pi のコストの 1.5 倍から 3 倍になると予想されます。

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。