MiSTer FPGAのセガサターンコアが実機以外では最も正確なプラットフォームのひとつになった?

MiSTer FPGAのセガサターンコアが実機以外では最も正確なプラットフォームのひとつになった?

現在はまだ開発中の段階にある、MiSTer FPGAのセガサターンコア。SNACなどの対応など実現していないものも残っていますが、今のバージョンでも現時点でセガサターンを動かす環境としてはもっとも実機に近いものになっていることがわかりました。

●セガサターンコアの最新版の入手先
https://github.com/MiSTer-unstable-nightlies/Saturn_MiSTer

こちらは、Video Game Esoterica氏によると、Sergey Dvodnenko(@srg320)氏が開発中のセガサターンコアは最近のアップデートにより精度に驚くべき改善が行われたと報告しています。RAMコントローラは修正されたことでパフォーマンスが向上。オリジナルのハードウェアに非常に近い状態になっているとのこと。

9月の時点で「SCSP」とも呼ばれることのあるサターンカスタムサウンドプロセッサのテストに、100パーセント合格するという話しはありましたが、こちらはエミュレーターではいい結果を出すことはできません。実際のハードと比較しても1対1で同等の結果を出すことができるという意味になります。

●scsptestの入手先
https://github.com/user-attachments/files/16595892/scsptest-aug12-2024.zip

▲エミュレーター(Yaba Sanshiro 2)での実行例。
▲2024年6月のバージョン。
▲最新バージョン(update_allには含まれておらず)。

via.Time ExtensionSEGA SATURN、SHIRO!

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。