2022年に、スーパーファミコン用の英語版『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』の試作品がebayに出品され5万ドル(約730万円)という値段が付きましたが、持ち主機はそのカセットを最近個人コレクターに売却したと主張しており所在が不明になっているのではないかと噂されています。
ローグライクゲームというジャンルを一般にも広げたタイトルで、『不思議のダンジョン』シリーズの1作目でもある本作。日本で発売されたあと、海外版も開発中であったもものの、実際には発売されることはありませんでした。今回失われたのでは? といわれているものは、その未発売のプロトタイプ版になります。
どうやら元の持ち主は、どういう経緯なのかはわからないものの5万ユーロ(約800万円)で個人コレクターに販売したとの主張しているそうです。ちなみにこのプロトタイプは、製品分析にアクセス可能な元任天堂の社員から提供されたもので、20年間もの間個人で所有されており、一般に展示や配布などはされこなかったとのこと。
いろいろと気になるところも多いですが、絵画のようにどこかのコレクターの家で長い時間補間され、数十年後にひょっこりと出てくるなんてことがあるのかもしれませんね!?
via.Time Extension