Steam Deckの時期OS『SteamOS 3.5』でエミュレータのパフォーマンスが向上するSMT無効化が実装される?

Steam Deckの時期OS『SteamOS 3.5』でエミュレータのパフォーマンスが向上するSMT無効化が実装される?

ひとつの物理コアで複数のスレッドを実行する技術の「SMT(Simultaneous Multithreading)」ですが、Steam Deckの次の最新OSであるSteamOS 3.5では、こちらをユーザーの意思で無効化できるようにするためのテストが現在行われており、カーネルの一部としてリリースされることが開発者のPierre-Loup Griffais氏から明かされました。

SMTを無効化することにより、ゲームキューブ/Wii エミュレーターの『Dolphin』などで実行速度が向上することでも知られています。ちなみに現在この設定を行うときは、『Decky Loader』のプラグインソフトである『PowerTools』を利用することでできます。

しかし、今後はこうした外部ツールを使う必要なく、SMTの無効化ができるようになるみたいですね。

ちなみに現時点ではSteamOS 3.5のリリース時期などに言及されていませんが、今後の続報にも期待しましょう。

via.Steam Deck HQ

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。