Analogue PocketのPCエンジンCD-ROM2コアがついにリリース! ディスクの交換は次のアップデートで実装

Analogue PocketのPCエンジンCD-ROM2コアがついにリリース! ディスクの交換は次のアップデートで実装

UltraFP64氏は、Analogue PocketのopenFPGA用PCエンジンCD-ROM2コア『PC Engine CD』をリリースしました。現在のバージョンはディスクの交換に対応しておらず、次のビルドで追加される予定です。また、現在マルチファイルのBIN/CUEは27トラックに制限されていますが、単一のBIN/CUE ISO がある場合は99トラックすべてが機能するとのこと。

以前アナウンスがありましたが、こちらのコアを利用するときはmicroSDカードがexFATでフォーマットされている必要があります。対応しているのはcue/bin形式のみ。ゲームは /Assets/pcecd/commonの下にゲーム名を付けたフォルダを作り入れておく必要があります。

●PC Engine CD for Analogue Pocket
https://github.com/Mazamars312/openfpga-pcengine-cd

コアの特徴としてドッグや6ボタンことローラー連射モードをサポート。PCエンジンは表示する解像度を任意に決定できるというユニークなポイントがありますが、Analogue Pocketは制限されており常に解像度を固定しておく必要があります。そのため一部の解像度では画面中央に映像が表示され周囲に黒いバーが出ますが、アスペクト比は正しく表示されます。

ビデオオプションで追加のスプライトを表示してちらつきを押さえることもできます。また、一部のゲームでは音量が小さくなることがあるため、それをブーストするためのオプションが用意されています。

なお、Pocket Updater等のアップデートツールもこちらのコアに合わせてバージョンアップが行われているので(JSONファイルなども設定してくれる)、そちらを利用するのが楽です。

●Pocket Updater v1.4.5
https://github.com/RetroDriven/Pocket_Updater/releases/tag/v1.4.5

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。