任天堂がNintendo Switchエミュレーター『Yuzu』の開発者に対して訴訟を起こす

任天堂がNintendo Switchエミュレーター『Yuzu』の開発者に対して訴訟を起こす

Stephen Totilo氏がXに投稿したツイートによると、任天堂がNintendo Switchのエミュレーター『Yuzu』の開発者に対して、任天堂が所有するソフトウェア暗号化の技術を回避し、著作権侵害を助長していると訴訟を起こしたと述べています。それに伴い、違反行為に対する損害賠償とエミュレーターの停止も求めているとのこと。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のリリース前に100万ダウンロードされたところにも注目。その間、YuzuのPatreonをサブスクライバーも2倍になったと述べています。そして、これがYuzuのビジネスモデルが著作権侵害の蔓延を助けている証拠であると任天堂は主張しているそうです。

また、Yuzuが『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を台無しにしたとも述べているそうですが、その申し立てが犯罪にあたるかは不明とのこと。

これらの訴訟に関する公式のレポートは以下で読むことができます。

●Nintendo of America Inc. v. Tropic Haze LLC, 1_24-Cv-00082, No. 1 (D.R.I. Feb. 26, 2024) | PDF | Copyright Infringement | Digital Millennium Copyright Act
https://www.scribd.com/document/709016504/Nintendo-of-America-Inc-v-Tropic-Haze-LLC-1-24-Cv-00082-No-1-D-R-I-Feb-26-2024

任天堂がNintendo Switchエミュレーター『Yuzu』の開発者に対して訴訟を起こす
任天堂がNintendo Switchエミュレーター『Yuzu』の開発者に対して訴訟を起こす

via.RetroDoDo

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高島おしゃむ
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。