Alliexpressでウィンドウズ95が動く謎の携帯マシン『HAND 386 computer』が販売され、SNSで話題になっていました。折りたたみ式ではなくディスプレイとキーボードが平らに並べられた見た目も、ある意味斬新ですが、これでウィンドウズ3.1、3.2、95のほか、MS-DOSも動くので、ウィンドウズとDOSの両方のゲームが遊べそうです。

CPUはなぜか486ではなくintel 386sxを搭載。ディスプレイは640×480ドットで、256色の表示が可能。メモリーは8MBあり、当時のマシンとしては十分なスペックかもしれません。やや変わっているところが、サウンドカードにヤマハのOPL-3を搭載しているおり、FMシンセシザーに対応しているところ。当時のPCにはサウンドカードとして『Sound Blaster』が採用されるケースがほとんどでしたが、中でも長年親しまれた『Sound Blaster 16』にも採用されていたのが、ヤマハのOPL-3です。


マウスとキーボードはUSBではなくPS/2ポートなので、現在の周辺機器を利用するときは変換アダプターが必要になりそうです。また、USBポートはひとつだけ付いていますが、こちらはディスクストレージのインターフェイスとしてのみ利用できます。
メインのチップはサルベージされたもののようですが、それ以外の液晶やキーボード、シェルは新品になっています。
ドライブがないので、どうやってインストールするのかいろいろ気になるところもありますが、とりあえず注文してみたので届き次第レビューをお届けしたいと思います。



